人気ブログランキング | 話題のタグを見る

3月8日(金)・・・米、「政府閉鎖」でも日本支援は続行 予算対立問題

予算措置を巡ってオバマ政権・民主党と野党・共和党の折り合いがつかない問題で、米政府は7日、仮に期限切れになって「政府閉鎖」に陥っても、日本の原発問題への対処や米軍による復興支援などの協力には影響が出ないとの見解を示した。

 現在のつなぎ法案は4月9日午前零時で期限切れとなり、それまでに予算措置が講じられないと、米政府は一部機関の閉鎖などに追い込まれる見通しだ。

 米原子力規制委員会(NRC)は、東京電力・福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故で日本に10人以上の専門家を派遣し、対処法などをアドバイスしている。NRC広報官は7日、朝日新聞の取材に政府閉鎖に陥った場合について「NRCは1週間分の予算措置は確保しており、その期間は日本での支援に影響はない。仮に1週間を超えた場合も、日本での支援は(閉鎖の)例外扱いとし、協力を続行する」と述べた。

 米国防総省のラパン副報道官も7日、「国防と国家安全保障を支える活動は継続する」とし、日本での災害支援活動やリビア、イラク、アフガニスタンでの軍事行動には変更がないことを明らかにした。ただ、この政府が閉鎖されている期間の給与については、政府が再開されてから支給されることになるという。

 また、国務省は在外公館の業務を最低限にとどめるとの見通しを明らかにした。旅券や査証を発行する領事業務も、緊急的な場合以外は行わない方針だという。(ワシントン=尾形聡彦、望月洋嗣)
by nsmrsts024 | 2011-04-08 10:32 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024