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4月9日(土)・・・神奈川県の分譲地でも液状化 半世紀前に池を埋め立て

横浜市港北区の住宅街でも地表から砂や水が噴き出し、家が傾いたり、道路に亀裂が入ったりした。横浜市などが応急危険度判定をした66軒のうち「危険」が1軒、「要注意」が12軒。港北区も27軒を対象に、罹災(りさい)証明書を発行するための調査を進めている。

 50代の男性会社員宅は11日の地震直後に家が傾き、玄関ドアが開かなくなった。庭から砂や水が噴き出して土が盛り上がり、亀裂が入った。駐車場が沈み、道路との間に段差ができて車が出入りできない。10センチほどだった段差は余震で20センチほどに広がり、屋根も傾いてきたという。

 修理には1千万円ほどかかりそうだ。男性は「修理の前に地盤を調べないと、また同じ被害に遭う。自己負担になれば生活のめどが立たない」と訴える。近所には、玄関ドアを開けると家が崩壊するおそれがあるとして庭先のガラス戸から家に入る人もいる。

 神奈川県によると、一帯は約50年前に池を埋め立てて県が分譲した土地。港北区の担当者は「土壌に問題があった」という。住民は県の負担による地盤調査を求めている。神奈川県は「約50年前に分譲した責任を負うのは難しい」としつつも「被災者救済は大切。県の調査が可能かも含め検討中」としている。
by nsmrsts024 | 2011-04-09 04:14 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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