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4月19日(火)・・・S&P、米国債格付け見通し下げる NY株急落、円上昇

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は18日、米国債の長期格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたと発表した。巨額の財政赤字と政府債務の増加を理由に挙げ、「問題解決の道筋が明確でない」としている。  格付けは最上位の「AAA(トリプルA)」に据え置いた。見通しの引き下げについては「今後2年以内に、少なくとも3分の1の確率で格下げする可能性がある」としている。

 S&Pは、中長期的な財政赤字の削減策で、米議会が2013年までに合意できない懸念があると指摘。合意できなければ米格付けは「AAA」にそぐわなくなる、としている。

 米財務省は同日、「米経済は不況から脱し、民主・共和両党は債務削減を始める時期だと合意している。見通しの引き下げは、米リーダーたちの問題解決能力を過小評価したものだ」とのコメントを出した。

 見通し引き下げを受けて18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株平均は一時、前週末終値比で240ドルを超える下落となった。円相場も1ドル=82円台前半まで上昇した。

 一方、金相場は高騰。指標となる先物価格は一時、1トロイオンス=1498.6ドルの史上最高値をつけた。(ニューヨーク=山川一基)
by nsmrsts024 | 2011-04-19 05:52 | 朝日新聞・綜合、政治

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