4月23日(土)・・・被災地に記念公園を 宮城知事、復興会議で提案へ
2011年 04月 23日
東日本大震災を後世に伝えるため、宮城県は被災地の一部をメモリアルパークにする構想をまとめた。村井嘉浩知事が、23日午後の菅政権の東日本大震災復興構想会議で提案する。
具体的な候補地は絞り込まれていないが、陸に打ち上げられた漁船の保存などが念頭にある。一帯を国立公園とし、写真など関係資料の展示スペースも設けるという構想だ。
県庁内部では、被災者の津波の記憶を不用意に呼び起こさないよう「保存物は大きなドームで覆った方がいい」との意見も出ている。
阪神大震災後は、崩れた岸壁をそのままの状態で保存する神戸港震災メモリアルパーク(神戸市中央区)や、断層を残した北淡震災記念公園(兵庫県淡路市)が造られた。(田伏潤)
具体的な候補地は絞り込まれていないが、陸に打ち上げられた漁船の保存などが念頭にある。一帯を国立公園とし、写真など関係資料の展示スペースも設けるという構想だ。
県庁内部では、被災者の津波の記憶を不用意に呼び起こさないよう「保存物は大きなドームで覆った方がいい」との意見も出ている。
阪神大震災後は、崩れた岸壁をそのままの状態で保存する神戸港震災メモリアルパーク(神戸市中央区)や、断層を残した北淡震災記念公園(兵庫県淡路市)が造られた。(田伏潤)
by nsmrsts024
| 2011-04-23 17:24
| 朝日新聞・綜合、政治