5月3日(火)・・・前向くぞ花見の会 石巻・日和山 ブログ告知に200人
2011年 05月 03日
「5・1 日和山(ひよりやま)お花見プロジェクト」。こう銘打った花見の会が1日、宮城県石巻市の桜の名所・日和山公園で催された。同市出身の東京の団体職員、雁部智博さん(31)が「前を向いて歩き出すきっかけに」とブログなどで呼びかけ、各地から延べ約200人が集まった。
眼下にがれきの街が広がる日和山。一同は午前11時すぎ、海の方角を向いて献杯した後、地酒を傾け語り合った。
埼玉県の会社員、中島利秋さん(55)は福島県相馬市の出身で、妻の実家は石巻の北隣の登米市。「復興のためには消費しなきゃいけない。花見を盛大にやって、前向きにいくのがいいですね」
主催の雁部さんがブログに書き込んだのは4月中旬。「石巻は負けないぞ!前向いてるぞ!と、被災地から全国に元気を発信しましょう!」と呼びかけると見知らぬ人から寄付や手伝いの申し込みが相次いだ。
この日は、被害に胸をいため、現地の様子を見に来たという歌手の八代亜紀さんが飛び入り参加する一幕も。地震が起きた午後2時46分、全員で黙祷(もくとう)して散会した。「つらい気持ちは癒えませんが、立ち直れる人から順番にがんばっていきましょう」。こう呼びかけた雁部さんは、これからも折に触れてイベントを開きたいという。(一色涼)
眼下にがれきの街が広がる日和山。一同は午前11時すぎ、海の方角を向いて献杯した後、地酒を傾け語り合った。
埼玉県の会社員、中島利秋さん(55)は福島県相馬市の出身で、妻の実家は石巻の北隣の登米市。「復興のためには消費しなきゃいけない。花見を盛大にやって、前向きにいくのがいいですね」
主催の雁部さんがブログに書き込んだのは4月中旬。「石巻は負けないぞ!前向いてるぞ!と、被災地から全国に元気を発信しましょう!」と呼びかけると見知らぬ人から寄付や手伝いの申し込みが相次いだ。
この日は、被害に胸をいため、現地の様子を見に来たという歌手の八代亜紀さんが飛び入り参加する一幕も。地震が起きた午後2時46分、全員で黙祷(もくとう)して散会した。「つらい気持ちは癒えませんが、立ち直れる人から順番にがんばっていきましょう」。こう呼びかけた雁部さんは、これからも折に触れてイベントを開きたいという。(一色涼)
by nsmrsts024
| 2011-05-03 10:31
| 朝日新聞・綜合、政治