5月20日(金)・・・気仙沼、がれき脇で田植え「家失った親戚のためにも」
2011年 05月 20日
宮城県気仙沼市最知で農業を営む齋藤豊さん(58)は19日、津波の被害を免れた田んぼで田植えを始めた。海岸近くに所有する約50アールのうち、40アールは津波で押し寄せたがれきに覆われたまま。辛うじて無事だった10アールに妻文子さん(55)と「ひとめぼれ」を植えた。「先祖代々受け継いだ大切な田んぼ。一粒一粒のコメを大切に育て、秋には家を流された親戚たちに食べさせたい」と話した。
by nsmrsts024
| 2011-05-20 04:55
| 朝日新聞・綜合、政治