6月9日(木)・・・「保安院の独立性必要」 米英仏機関責任者が言及
2011年 06月 09日
原子力安全に関する安全規制当局会合が8日パリで開かれた。日本政府が示した福島第一原発の事故報告書で原子力安全・保安院を経済産業省から独立させる改革案について、米英仏3カ国の規制機関責任者は記者会見で「独立性が必要」との考えを示した。
フランスの原子力安全機関(ASN)のラコスト総裁は「規制当局は、原発を稼働させている会社や政治圧力から独立していなければならない。規制当局の役割は、何かあったときに拒否する力を持つことだ」と指摘した。
事故後に福島第一原発を視察したウェイトマン英原子力主席検査官は「日本政府が保安院の経済産業省からの分離を検討していると聞いた。その結論は、日本国民の世論に委ねられている」と述べた。
フランスの原子力安全機関(ASN)のラコスト総裁は「規制当局は、原発を稼働させている会社や政治圧力から独立していなければならない。規制当局の役割は、何かあったときに拒否する力を持つことだ」と指摘した。
事故後に福島第一原発を視察したウェイトマン英原子力主席検査官は「日本政府が保安院の経済産業省からの分離を検討していると聞いた。その結論は、日本国民の世論に委ねられている」と述べた。
by nsmrsts024
| 2011-06-09 05:33
| 朝日新聞・綜合、政治