【日本の3.11から世界は】・・6月17日(金)・・IAEA加盟国が原発相互査察 天野事務局長が提案へ
2011年 06月 17日
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長が、東京電力福島第一原発事故を受けて20日からウィーンで開かれる閣僚級会合で、IAEA加盟国間で原発の安全対策を評価する専門家チームを派遣し合う「ピアレビュー制度」を提案することがわかった。各国の安全対策を無作為に「査察」し、安全基準向上を促す狙いがある。
関係筋によると、天野氏の構想では、IAEAの主導で加盟国から募った国際的に独立した専門家でチームを構成。「査察」受け入れに同意した国に、5年に1回程度をめどにチームを派遣し、安全対策の現状や課題を評価する。評価する原発は無作為に選び、結果はIAEAを通じて全加盟国に公開されるという。
福島第一原発の事故を招いた巨大津波は、国内の専門家が発生の可能性を指摘していたのに見過ごされた。その教訓から、国際的な専門家の目で安全対策の盲点を洗い出す狙いだ。
関係筋によると、天野氏の構想では、IAEAの主導で加盟国から募った国際的に独立した専門家でチームを構成。「査察」受け入れに同意した国に、5年に1回程度をめどにチームを派遣し、安全対策の現状や課題を評価する。評価する原発は無作為に選び、結果はIAEAを通じて全加盟国に公開されるという。
福島第一原発の事故を招いた巨大津波は、国内の専門家が発生の可能性を指摘していたのに見過ごされた。その教訓から、国際的な専門家の目で安全対策の盲点を洗い出す狙いだ。
by nsmrsts024
| 2011-06-17 17:59
| 朝日新聞・綜合、政治