【3.11福島原発事故~】・・6月29日(水)・・関電株主総会、脱原発求める意見相次ぐ
2011年 06月 29日
関西電力の株主総会が29日午前10時から開かれた。関電は原発依存度が業界で最も高く、東京電力福島第一原発の事故を受け、脱原発を求める意見が株主から相次いだ。同日は中国電力や四国電力なども総会を開いた。
関電の総会は大阪市内であり、午後1時の段階で出席者は2242人。過去最多だった2008年の1523人を大きく上回った。
総会では7月からの15%節電を呼びかけたことについて、八木誠社長が「原発の停止が長引き、停電を避けるために節電をお願いした。迷惑と心配をおかけし改めておわび申し上げる」と謝罪した。質疑では株主から「なぜ原発推進の姿勢を続けるのか」「突然15%節電を求めた経営責任は」といった質問が相次いだ。
「脱原発」を唱える大阪市の平松邦夫市長も「原子力から多様なエネルギーを活用する事業運営に転換すべきだ」と意見を述べた。関電側は「貴重なご意見として受け止める」とするにとどめた。
株主による「原発廃止」や「自然エネルギーへの転換宣言」を求める議案は定款の変更を伴い、議決権の3分の2の賛成が必要。可決のハードルは高いが、賛成がどの程度広がるかが焦点となっている。
関電の総会は例年長時間にわたる。過去最長は4時間13分(09年と04年)。今年はさらに紛糾し、長引く可能性がある。
中国電の総会は午後1時現在で過去最多の700人が出席。脱原発を訴える市民団体から島根原発(松江市)の運転停止や上関原発(山口県上関町)の建設中止など六つの株主提案が出ている。
関電の総会は大阪市内であり、午後1時の段階で出席者は2242人。過去最多だった2008年の1523人を大きく上回った。
総会では7月からの15%節電を呼びかけたことについて、八木誠社長が「原発の停止が長引き、停電を避けるために節電をお願いした。迷惑と心配をおかけし改めておわび申し上げる」と謝罪した。質疑では株主から「なぜ原発推進の姿勢を続けるのか」「突然15%節電を求めた経営責任は」といった質問が相次いだ。
「脱原発」を唱える大阪市の平松邦夫市長も「原子力から多様なエネルギーを活用する事業運営に転換すべきだ」と意見を述べた。関電側は「貴重なご意見として受け止める」とするにとどめた。
株主による「原発廃止」や「自然エネルギーへの転換宣言」を求める議案は定款の変更を伴い、議決権の3分の2の賛成が必要。可決のハードルは高いが、賛成がどの程度広がるかが焦点となっている。
関電の総会は例年長時間にわたる。過去最長は4時間13分(09年と04年)。今年はさらに紛糾し、長引く可能性がある。
中国電の総会は午後1時現在で過去最多の700人が出席。脱原発を訴える市民団体から島根原発(松江市)の運転停止や上関原発(山口県上関町)の建設中止など六つの株主提案が出ている。
by nsmrsts024
| 2011-06-29 16:18
| 朝日新聞・綜合、政治