7月14日(木)・・3.11東日本大震災から・・・震災後、支えは野球 プレーできる喜び胸に岩手大会開幕
2011年 07月 14日
第93回全国高校野球選手権岩手大会(朝日新聞社、岩手県高校野球連盟主催)が14日午前、盛岡市の岩手県営野球場で開幕した。参加73校には東日本大震災で家族や自宅を失った球児がいる。
この日の第2試合に登場する専大北上の主将中村晃広君(18)。開会式では、真一文字に口を結び、視線をまっすぐ前に向けて行進した。岩手県大槌町の実家は全壊。約120キロ離れた北上市内の寮に、亡くなった漁師の父秀知さん(当時59)の形見のキーホルダーを大切にしまっている。
3月11日は内陸の北上にいた。地震後、沿岸に住む両親と連絡が取れない状態が長く続いた。20日に練習が再開。「もしかしたら」という思いを振り切るように野球に没頭した。
この日の第2試合に登場する専大北上の主将中村晃広君(18)。開会式では、真一文字に口を結び、視線をまっすぐ前に向けて行進した。岩手県大槌町の実家は全壊。約120キロ離れた北上市内の寮に、亡くなった漁師の父秀知さん(当時59)の形見のキーホルダーを大切にしまっている。
3月11日は内陸の北上にいた。地震後、沿岸に住む両親と連絡が取れない状態が長く続いた。20日に練習が再開。「もしかしたら」という思いを振り切るように野球に没頭した。
by nsmrsts024
| 2011-07-14 14:47
| 朝日新聞・綜合、政治