8月28日(日)・・3.11東日本大震災から・・・津波対策に「着衣泳」 気仙沼で小中学生が講習会
2011年 08月 28日
津波などの水難から命を守る方法を学んでもらおうと、宮城県気仙沼市で27日、服を着たままで泳ぐ「着衣泳」の講習会が開かれた。NPO団体や水難学会などが企画。同市の唐桑中学校の屋外プールを使い、地元の小中学生ら約30人が参加した。
子どもたちはプールに入ると、水中で手や足を動かしながら重くなった服の感覚を確かめた。潜水士の資格を持つ講師から、仰向けになって服の浮力を利用する「背浮き」で水面に浮かぶコツや、溺れている人をボートなどに引き揚げる方法を学んでいた。
講師の安倍淳さん(52)は「浮いて呼吸を確保することが大事」とアドバイス。唐桑中2年の小野寺葉滋(ようじ)さんは「服がまとわりついてきて動きづらかった。津波が来ないのが一番だけど、また来たら今日の経験をいかしたい」と話した。(古庄暢)
子どもたちはプールに入ると、水中で手や足を動かしながら重くなった服の感覚を確かめた。潜水士の資格を持つ講師から、仰向けになって服の浮力を利用する「背浮き」で水面に浮かぶコツや、溺れている人をボートなどに引き揚げる方法を学んでいた。
講師の安倍淳さん(52)は「浮いて呼吸を確保することが大事」とアドバイス。唐桑中2年の小野寺葉滋(ようじ)さんは「服がまとわりついてきて動きづらかった。津波が来ないのが一番だけど、また来たら今日の経験をいかしたい」と話した。(古庄暢)
by nsmrsts024
| 2011-08-28 09:11
| 朝日新聞・綜合、政治