9月11日(日)・・3.11東日本大震災から・・・福島で合同慰霊祭 被災の中学生「父いない実感ない」
2011年 09月 11日
東日本大震災から半年を前に、459人の死者・行方不明者が出た福島県相馬市で10日、犠牲者を悼む合同慰霊祭があった。遺族ら400人余りが黙祷(もくとう)を捧げ、献花台に手を合わせた。
遺族代表でお別れの言葉を読んだ中学2年生の阿部彩音さん(14)は、亡くなった父健一さん(当時39)に向けて「私以外にも親を失った子どもたちがたくさんいる。私は保育士になる夢のため、勉強を続けて大学に行きます」と誓った。
漁師だった健一さんは消防団の副分団長として避難誘導のために港に向かい、津波に襲われた。現在は市内の仮設住宅で暮らす彩音さんは「半年はあっという間で、父がいなくなった実感がまだない」という。
遺族代表でお別れの言葉を読んだ中学2年生の阿部彩音さん(14)は、亡くなった父健一さん(当時39)に向けて「私以外にも親を失った子どもたちがたくさんいる。私は保育士になる夢のため、勉強を続けて大学に行きます」と誓った。
漁師だった健一さんは消防団の副分団長として避難誘導のために港に向かい、津波に襲われた。現在は市内の仮設住宅で暮らす彩音さんは「半年はあっという間で、父がいなくなった実感がまだない」という。
by nsmrsts024
| 2011-09-11 09:37
| 朝日新聞・綜合、政治