9月15日(木)・・3.11東日本大震災から・・・学校の津波・地震対策強化 文科省がガイドライン作成へ
2011年 09月 15日
東日本大震災を受け、文部科学省は子どもの安全を守るため、学校の防災対策の強化に乗り出す。地震・津波対応のガイドラインを初めて作り、全国の学校に配る。さらに、各校の防災マニュアルを専門家の目でチェックする体制を導入する。今年度の第3次補正予算案や来年度予算案に必要な経費を盛り込む方針だ。
震災時の対応マニュアルは2009年から各校に作成が義務づけられていたが、中身は学校や教育委員会に委ねられていた。
今回の震災ではマニュアルの不備があらわになった。朝日新聞の取材では、津波に襲われた岩手、宮城、福島3県の56小中学校の4割近くが、津波の際の避難場所を明記せず、避難が遅れて津波に襲われた学校もあった。児童生徒の下校や保護者への引き渡しの基準もなく、学校ごとにばらつきがみられた。
震災時の対応マニュアルは2009年から各校に作成が義務づけられていたが、中身は学校や教育委員会に委ねられていた。
今回の震災ではマニュアルの不備があらわになった。朝日新聞の取材では、津波に襲われた岩手、宮城、福島3県の56小中学校の4割近くが、津波の際の避難場所を明記せず、避難が遅れて津波に襲われた学校もあった。児童生徒の下校や保護者への引き渡しの基準もなく、学校ごとにばらつきがみられた。
by nsmrsts024
| 2011-09-15 17:55
| 朝日新聞・綜合、政治