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11月10日(木)・・3.11東日本大震災から・・・静岡県の自治体、がれき受け入れへ 「他人ごとでない」

東日本大震災で発生したがれき処理をめぐり、受け入れ意向を撤回する自治体が相次いだが、静岡県では前向きに転じる自治体が出始めた。同県は東海地震で大きな被害が想定され、川勝平太知事が「震災は他人ごとではない」と協力を訴えているためだ。知事は10日の会合で、県内全35市町の首長に正式要請する。

 環境省が10月、岩手、宮城県のがれきの受け入れを全国に打診した際、静岡県から手を挙げた自治体はなかった。これを知った川勝知事は、同県選出の細野豪志環境相に会い、「放射性物質検査は国が責任を持ってやる」との言質を取ったとして、会合などで顔を合わせた首長に受け入れを打診。二の足を踏む首長もいた半面、「県から正式要請があれば前向きに検討したい」(島田市)、「市民には放射性物質の心配がないことを説明し、理解を求めたい」(静岡市)などと前向きな反応があった。下田市も、安全性が確認されれば「受け入れる姿勢でいきたい」と話した。

 11月2日には、県市長会長の鈴木尚・富士市長が、議会や市民の理解が前提としつつ「安全性などの条件が整えば協力したい。市長会としても出来れば取りまとめていきたい」と表明。10日の会合も、知事の話を聞こうと鈴木市長が呼びかけた。会合では、栗原裕康・沼津市長が「国民全体の問題で協力する必要があると判断した」として受け入れを表明する見込みだ。
by nsmrsts024 | 2011-11-10 04:56 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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