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11月13日(日)・・福島原発爆発から・・「死ぬだろうと数度思った」福島第一原発・吉田所長

吉田所長は白い防護服姿で取材に応じ、「3月11日から1週間で死ぬだろうと思ったことは数度あった」と事故直後を振り返った。

 吉田所長は、最初に1号機で爆発があった時のことにふれ、「どういう状況かわからず、最悪、格納容器が爆発して放射能が出てくることも想定した。メルトダウン(原子炉内の燃料が溶けて底に落ちる炉心溶融)が進んで、コントロール不能になってくれば、これで終わりだという感じがした」と述べた。

 危機的な状況からいつごろ脱したと感じたかについては、「6月いっぱいまでかなり大変な思いをした。本当に安定してきたのは7、8月」と明かした。

 第一原発の現状に関して、「原子炉は安定している。周辺の住民の方が安心していただける程度には安定している。しかし、作業するにはまだまだ厳しい状況にある」と述べた。

 また事故を起こしたことについて、深刻な面持ちで「福島県のみなさま、日本国民のみなさまにご不便、ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたい」と話した。

 吉田所長の取材は約15分。事故時の詳しい状況も政府の調査に応じていることを理由に答えなかった。

(朝日新聞デジタルに主なやりとり)
by nsmrsts024 | 2011-11-13 00:35 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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