12月26日(月)・・福島原発爆発から・・原発の耐震指針、最大規模の津波を想定 改定案まとまる
2011年 12月 26日
東日本大震災を受け、原発の耐震指針の見直しを進めていた国の原子力安全委員会の小委員会は26日、起こり得る最大規模の「基準津波」を設定し、この津波で施設が浸水しないよう求める改定案をまとめた。これまで津波は、地震に伴う事象との位置づけで記述が少なかったが、耐震対策と同様に詳しく盛り込んだ。今後、既存原発での見直しにも反映される。
震災で東京電力福島第一原発などが被災、事故につながったことを受け、7月から改定を検討していた。今回の反省を明らかにするため、改定案では3月11日の「東北地方太平洋沖地震」と「福島第一原発事故」を明記。地震や津波、地殻変動や地盤の安定性の評価法を具体的に書き込んだ。
津波の規模の想定は「直接的な調査だけでは限界がある」として、過去に付近に襲来した津波を調査するだけでなく、津波が発生するメカニズムを踏まえて最大規模を検討するよう求めた。噴火による火山の崩壊や海底地すべりなどで起こる津波も考慮するよう明記した。不確かさ、ばらつきも十分に考慮するよう求めた。
震災で東京電力福島第一原発などが被災、事故につながったことを受け、7月から改定を検討していた。今回の反省を明らかにするため、改定案では3月11日の「東北地方太平洋沖地震」と「福島第一原発事故」を明記。地震や津波、地殻変動や地盤の安定性の評価法を具体的に書き込んだ。
津波の規模の想定は「直接的な調査だけでは限界がある」として、過去に付近に襲来した津波を調査するだけでなく、津波が発生するメカニズムを踏まえて最大規模を検討するよう求めた。噴火による火山の崩壊や海底地すべりなどで起こる津波も考慮するよう明記した。不確かさ、ばらつきも十分に考慮するよう求めた。
by nsmrsts024
| 2011-12-26 13:26
| 朝日新聞・綜合、政治