1月17日(火)・・3.11東日本大震災から・・・住民の18%が町外移転予定 宮城・南三陸町の調査
2012年 01月 17日
津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で、被災地域に住んでいた世帯の18%が町外移転を予定していることが16日、町の調査でわかった。佐藤仁町長は「大変厳しい数字だ」と困惑している。
町は昨年12月、5世帯以上が津波被害を受けた集落の計4315世帯にアンケートをし、1月12日までに2873世帯(67%)から回答を得た。
今後の住居を尋ねたところ「わからない」が25%と最も多く、「町が整備する高台に移転予定」が23%、「災害公営住宅に入居予定」が19%と続いた。一方、「町外に移転予定」が18%だった。
町中心部には今もスーパーや食堂がほとんどなく、被災者は厳しい生活を強いられている。佐藤町長は町外移転が2割だったことについて「様々な要因があると思うが、いち早く平穏な生活を取り戻したいという思いの表れではないか」と話す。(三浦英之)
町は昨年12月、5世帯以上が津波被害を受けた集落の計4315世帯にアンケートをし、1月12日までに2873世帯(67%)から回答を得た。
今後の住居を尋ねたところ「わからない」が25%と最も多く、「町が整備する高台に移転予定」が23%、「災害公営住宅に入居予定」が19%と続いた。一方、「町外に移転予定」が18%だった。
町中心部には今もスーパーや食堂がほとんどなく、被災者は厳しい生活を強いられている。佐藤町長は町外移転が2割だったことについて「様々な要因があると思うが、いち早く平穏な生活を取り戻したいという思いの表れではないか」と話す。(三浦英之)
by nsmrsts024
| 2012-01-17 18:03
| 朝日新聞・綜合、政治