1月26日(木)・・3.11東日本大震災から・・・「盛り土の強度低下が原因」大震災で決壊のダム湖
2012年 01月 26日
東日本大震災で死者、行方不明者計8人を出した福島県須賀川市の農業用ダム「藤沼湖」の決壊について、原因を調べていた県の検証委員会は25日、「強く長い地震動で、砂の混じった土で造られた上層部の盛り土の強度が低下したことが決壊の要因」とする最終報告をまとめた。
藤沼湖は、高さ18メートル、幅133メートルのダムが農業用水をせきとめていた。昨年3月11日の地震による決壊で約150万トンの水が下流域の集落に押し寄せ、14歳から89歳の男女7人が亡くなり、1歳の男児の行方は今も分からない。
検証委は昨年8月に藤沼湖の周辺ダムを含む現地調査を始め、これまでにダムを造った当時の関係者への聞き取りや流出した土質調査を実施してきた。
藤沼湖は、高さ18メートル、幅133メートルのダムが農業用水をせきとめていた。昨年3月11日の地震による決壊で約150万トンの水が下流域の集落に押し寄せ、14歳から89歳の男女7人が亡くなり、1歳の男児の行方は今も分からない。
検証委は昨年8月に藤沼湖の周辺ダムを含む現地調査を始め、これまでにダムを造った当時の関係者への聞き取りや流出した土質調査を実施してきた。
by nsmrsts024
| 2012-01-26 05:46
| 朝日新聞・綜合、政治