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1月30日(水)・・・

[「追い出し部屋」、調査企業を拡大 東芝など3社対象]
大手企業に「追い出し部屋」と呼ばれる部署が次々とできている問題で、厚生労働省は29日、すでに調べた5社のほかに、大手3社を調査する方針を決めた。違法な「退職強要」がないかを確認する。

 新たに調べるのは、化粧品訪問販売のノエビア、精密機器メーカーのセイコーインスツル、電機メーカーの東芝の3社。同様の部署があることを、朝日新聞が28日の朝刊で報じた。部署の目的や業務について、人事担当者らから任意で聞き取り調査をする。

 田村憲久厚労相はこの日、パナソニックなど5社への「先行調査」の結果も公表した。連日の長時間におよぶ面談で社員に退職を促すなどの行為は確認できなかったとして、「明らかに違法であったとはいえない」とした。ただ、社員側には「接触が難しい」(厚労省労働基準局)として調査していないという。調査結果は、「退職強要の有無等に関する調査」との題で、厚労省のウェブサイトにも掲載した。

 また田村厚労相は、社員にしつこく退職を迫れば民法の「不法行為」にあたるとして、5社に注意を促したことも明らかにした。今後の調査のなかで、同様の部署の広がりが明確になれば、部署を設置した企業数の調査も検討する。












3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から1年と10ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの1年間を顧みる)


[2011年3月28日]・・・備蓄ガソリン、無料配給 スタンド全滅の岩手・陸前高田
市内すべてのガソリンスタンドが使えなくなった岩手県陸前高田市で27日、国の備蓄ガソリンの無料配給があった。市が国に要請し、県内で初めて実現した。自衛隊が宮城県から運び、市内5カ所で市職員や消防団員が手動ポンプで車に給油した。同市によると1人20リットルで、29日までに計4万リットルを配る予定という。

 給油は、同市が事前に配ったチケットと引き換え。同市横田町狩集の給油所跡地では、午前9時の開始前から約50メートルの列ができた。

 弟が行方不明になっている菅野昭さん(76)は、24日に岩手県大船渡市で給油して以降、弟の捜索でガソリンを使い続けた。「これでまた弟を捜しに行けます」と話した。

 鈴木幹さん(74)は、最後に給油したのが23日。その日は朝4時に起きて隣町のガソリンスタンドまで行き、約3時間待ったが、そのガソリンもあとわずかしか残っていなかった。「本当に感謝です」と顔をほころばせた。

 市は、各地区の「コミュニティー推進協議会」を通じて、誰にチケットを渡すかを決めたという。市の担当者は「誰にチケットを渡すのか線引きが難しかった。コミュニティーにゆだねた」と話した。(小泉浩樹)



[2011年3月28日]・・・津波耐えた一本松「復興シンボルに」 岩手・陸前高田
海岸沿いに数万本の松が並んでいた名勝、岩手県陸前高田市の高田松原。いま、津波に耐えた1本の松が残っている。

 高田松原は、砂浜に約2キロにわたって弓なりに松が続いていた。県観光協会によると、約350年前に農作物を潮風から守る防潮林として植えられ、昨年は約104万人の観光客が訪れたという。

 津波の被害を受け、ほとんどの松の幹が折れ、その周りに枝やがれきが散乱している。その中に1本だけ、まっすぐ立っている。県観光協会の担当者は「松は陸前高田のシンボルなので、1本でも残ったのはうれしい。復興のシンボルにもなってほしい」と話している。(宮沢賢一)



[2011年3月28日]・・・経団連の救援物資船、八戸到着 146トン分を被災地へ
日本経団連の「救援物資ホットライン便・第1便」を載せた日本郵船の最新貨物船「YAMATAI」(1万4538トン)が27日、青森県八戸市の八戸港に到着した。

 救援物資は、関西中心の経団連会員企業など47団体から集まった灯油やガスコンロ、コメなど146トン分で、船は24日に神戸港を出発した。青森県内の大型トラック9台に積み替え、28日に被害の大きかった岩手県の沿岸7市町村や宮城県に向けて出発する。

 2010年完成の同船は全長162メートル。平らな甲板に住宅やタンクローリーも載せられる。経団連の井上隆主幹は「船の特徴を生かし、被災地に必要なものを届けたい」と話した。次の運搬は4月の予定で、岩手県の釜石港などへの入港も検討する。

 小田武船長は「船員21人が特別なミッションに誇りを持っている。要請がある限り役に立ちたい」と話した。
by nsmrsts024 | 2013-01-30 03:45 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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