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5月15日(水)・・・

橋下氏「慰安婦許されぬ」 自らの発言めぐり釈明
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は15日、戦時中の旧日本軍慰安婦を「必要だった」とした自らの発言にからみ「(慰安婦制度に)問題がなかったとはひと言も言っていない。いま慰安婦が必要だとは一言も言っていない。許されることではない」と釈明した。「第2次大戦当時、世界各国が同じようなことをやっていたのに、なぜ日本だけが特別な批判を受けるかを考えなければならない。日本の行為を正当化するつもりはない」とも語った。大阪市役所で記者団に語った。

 安倍首相が「我々とは立場が違う」と指摘したことについて「立場が違うというのはありがたい。日韓基本条約で法的にすべて解決しているということの方が慰安婦を傷つけている。一度結ばれた日韓基本条約を白紙にするのは難しいが、慰安婦の苦痛、不幸な過去に対して配慮はしっかりすべきだと僕は言い続けてきている」と反論した。アジア諸国に対する「植民地支配と侵略」への反省とおわびを表明した村山談話をめぐって「侵略について否定するつもりはない」と述べた。












3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と2ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)



[2011年5月4日]・・・放射性物質拡散予測、文科省が公表 震災翌日から5日分
政府は3日夜から、東京電力福島第一原子力発電所からの放射性物質の広がりについて、「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」を用いて予測した結果を、順次ホームページ上で公開し始めた。これまで非公開とされていた。あくまでも想定だが、具体的な放射性物質の拡散の様子がわかる。迅速に公表していれば、避難方法の検討などに役立っていた可能性がある。

 文部科学省は、地震翌日の3月12日から同16日までに行った38件について公開した。12日午前2時48分には、1号機の格納容器の圧力が異常上昇したことを受け、放出された場合の24時間後までの影響を見積もっていた。同日午後6時4分には1号機の水素爆発を受けた計算もしていた。

 また、経済産業省原子力安全・保安院は地震のあった11日の夜から15日にかけて42件の計算をしていた。

 細野豪志首相補佐官は今月2日、関係機関が行った拡散予測をすべて明らかにするとの方針を示していた。計算結果は、文科省ホームページ(http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305747.htm)と、保安院ホームページ(http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/speedi/speedi_index.html)にそれぞれ掲載されている。




[2011年5月4日]・・・政府の復興構想会議に被災地首長から注文次々
菅直人首相の諮問機関・復興構想会議の五百旗頭真議長らが4日、宮城県で被災自治体の首長らと意見交換した。会議メンバーでもある村井嘉浩知事は「規制緩和などを一つ一つ構想会議で議論していたら時間が足りない」とし、個別事案は下部組織の「検討部会」で対応することを求めた。

 南三陸町の佐藤仁町長は終了後、「構想会議の議論から原発問題は外した方がいい。復興に向けて議論している我々とはかみ合わない」と述べた。五百旗頭氏は「(被災地の意向を)受け止めてサポートできるよう努めたい」と話した。




[2011年5月4日]・・・汚染拡大予測、政府生かせず 2号機破損時、対応後手
福島第一原発事故で、放射能汚染が原発から北西方向を中心に広がると、原発2号機が破損した当日の3月15日時点で政府は予測していた。この方向にある福島県飯舘村など5市町村の住民に避難を求めると、政府が発表したのは4月11日で、結果として対応は後手に回った。

 文部科学省と原子力安全・保安院が5月3日夜から公開を始めた「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」の試算結果からわかった。

 3月15日午前6時すぎに原発2号機の圧力抑制室が破損。約3時間後に正門付近で、放射線量が1時間あたり10ミリシーベルト超まで急上昇した。保安院は破損の影響を調べるため、同日午前7時前に試算した。

 それによると、同日午前9時から24時間後までの間に、原発を中心にした単純な同心円状ではなく、とくに北西方向に汚染が流れていくことが予測された。こうした汚染の傾向は、福島大などによる実測値でも裏付けられている。

 政府が当初、避難を求めていたのは、原発から半径20キロ圏内の住民。だが4月11日になって、北西方向で20キロ圏外にある飯舘村や葛尾村など5市町村に対しても、5月末までに住民避難を求めることにした。対象は約3千世帯、計約1万人とされる。

 SPEEDIによる試算約5千件はこれまで未公表だった。その理由について、細野豪志首相補佐官は2日の会見で「国民がパニックになることを懸念した」と説明した。(小宮山亮磨)
by nsmrsts024 | 2013-05-15 05:36 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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