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8月5日(月)・・・

1万人、白血病労災基準超す 福島第一で被曝の作業員
【青木美希】福島第一原発で事故から9カ月間の緊急作業時に働いた約2万人のうち、白血病の労災認定基準「年5ミリシーベルト以上」の被曝(ひばく)をした人が約1万人にのぼることが、東京電力が7月に確定した集計から分かった。作業員の多くは労災基準を知らず、支援体制の整備が課題だ。

 原発作業員は年50ミリ超、5年で100ミリ超を被曝すると働けなくなる。これとは別にがんの労災を認定する基準があり、白血病は年5ミリ以上被曝した人が作業開始から1年過ぎた後に発病すれば認定される。原発事故後には胃がんなどの労災基準もできた。

 東電の集計によると、福島第一原発で2011年3月11日の事故から同年12月末までに働いた1万9592人の累積被曝線量は平均12・18ミリで、約5割にあたる9640人が5ミリ超の被曝をした。この人たちは白血病を発病すれば労災認定される。今年6月末には累積で5ミリ超の被曝をした人は1万3667人になった。今後も汚染水対策など被曝の恐れが高い作業が予定され、白血病の「年5ミリ以上」の労災基準に該当する人は増え続けるとみられる。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と4ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)





[2011年8月29日]・・・福島産のコメ初出荷 農家「ひと山越えたがまだ不安」
福島県で29日、今季初めてのコメの出荷があった。収穫が始まった早場米の放射性物質検査が進んでおり、検査のクリアに伴う出荷。一般米は9月上旬から検査が始まる予定だ。

 午前8時半すぎ、同県郡山市喜久田町の農家、佐久間俊一さん(55)の倉庫から、早場米「瑞穂黄金(こがね)」145袋がフォークリフトでトラックに積み込まれた。市内の卸売業者に運ばれたあと、30日から県内のスーパーなど約20店で販売されるという。

 佐久間さんは瑞穂黄金を130アールの水田で栽培。26日のサンプル検査で放射性物質は検出されなかった。「一山越えて少し安心したが、本格的な収穫はこれから。検出されないか不安は残る」と話した。

 県は、20市町村の48ヘクタール分の早場米について放射性物質の検査を進めている。旧市町村単位で、検査したサンプルがすべて国の基準値以下となれば出荷できる。基準を超えた場合、コシヒカリなどの一般米も含めてその旧市町村すべてのコメが出荷できなくなる。(増田勇介)


[2011年8月29日]・・民主新代表に野田氏 決選投票で海江田氏を逆転
民主党代表選の投開票が29日行われ、決選投票で野田佳彦財務相(54)が215票を獲得し、177票の海江田万里経済産業相(62)を破って新代表に選ばれた。野田氏は30日にも国会で第95代の新首相に指名される。1回目の投票では海江田氏が党内最大の勢力を率いる小沢一郎元代表の支援を受けて1位だったが、決選投票では野田氏が小沢氏への批判票を集めて逆転した。野田氏は菅政権で「脱小沢」路線を進めてきたが、政権の安定を優先して党内抗争を回避するため、小沢グループを含む挙党態勢を目指す方針だ。

 代表選には、野田氏と海江田氏のほか、前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、鹿野道彦農林水産相(69)の5人が立候補した。


[2011年8月30日]・・神奈川・南足柄の茶、出荷停止解除 セシウム基準下回る
菅政権は29日、神奈川県南足柄市で生産される茶の出荷停止指示を解除した。同市内の3カ所で採取した三番茶の茶葉について、乾燥させた「荒茶」の状態で今月23日に検査したところ、放射性セシウムが、いずれも国の基準(1キロ当たり500ベクレル)を下回ったため。茶の出荷停止解除は初めて。

 厚生労働省によると、29日現在で出荷停止になっているのは、茨城県の全域、栃木県の3市、群馬県の2市、千葉県の7市町、神奈川県の9市町村。

 南足柄市では5月に一番茶の生葉から基準を超える放射性セシウムが検出され、6月2日から出荷停止になっていた。二番茶は収穫していない。


[2011年8月30日]・・・家庭の防災グッズ、平均費用3割増 一気に関心高まる
明治安田生命保険のアンケートによると、防災グッズにかける平均費用は去年より2300円増え、9606円になった。3月の東日本大震災後、防災への関心が高まったためだ。

 明治安田生命は2007年から、9月1日の「防災の日」を前に防災に関するアンケートをしている。今年は8月に20~59歳の男女1097人を対象にインターネットで質問した。

 家庭での防災対策は「防災グッズの準備」と答えた人が去年より10.9ポイント増えて44.8%。懐中電灯を挙げた人が91.9%、水が89.2%、缶詰などの食料品が85.4%だった。

 防災グッズにかける費用は、1万~3万円未満と答えた人が34.1%で最も多かった。平均額の9606円は去年より約3割増え、調査開始以来初めて増加した。
by nsmrsts024 | 2013-08-05 01:50 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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