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1月20日(月)・・・

辺野古移設滞る可能性 稲嶺氏再選「拒否権」行使の構え
 「地元がこれだけ嫌がっているんだから(普天間移設を)白紙に、県外に戻す。これをやることが重要だ」。19日、再選を果たした稲嶺進氏(68)は支援者を前にこう語り、政府に移設の再検討を迫った。選挙結果を受けて「(辺野古移設の方針が)変わることはない」とした自民党幹部の発言に対しては「米国も地元の意向を無視して、事業を進めることは望まないと思う」と牽制(けんせい)した。


一強の自民党大会、高揚と不安と 実績強調・減る党員
19日に開かれた自民党大会で、安倍晋三総裁(首相)は引き続き、経済成長を最優先させる考えを強調した。衆参両院議員409人(衆参両院議長を含む)の大所帯となり、両院の「ねじれ」も解消したが、党大会では、地方の足場固めが思うようにいかないといった不安材料も浮かんだ。(三輪さち子)


 「日本をずっと覆っていたあの厚く黒い雲を、私たちは間違いなく吹き飛ばすことができた」。安倍首相は、議員や党員ら3300人(主催者発表)を前に身ぶり手ぶりで経済再生の成果を誇った。来賓の経団連の米倉弘昌会長も「安倍政権には、長期にわたって国のかじ取りを担っていただきたい」と持ち上げた。














3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と10ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人間が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)



2011年3月16日(水)・・・発生5日目、死者5千人超す 原発事故の避難本格化
東日本大震災は16日、発生から5日がたった。朝日新聞のまとめでは、死者数は5145人以上(午後9時現在)となり、安否確認のできない人は1万6千人を超えている。避難所に身を寄せている人はいったん約41万人に減ったものの、16日夜の時点では約44万人になった。福島の原発事故による避難者が増えているためとみられる。

 福島第一原子力発電所の周辺地域からの避難は本格的になっている。半径20~30キロ圏にある福島県川内村では村にいた約5千人全員が村外に避難することを決め、16日、同県郡山市へ移動を始めた。地震で大きな被害を受けた茨城県は、つくば市の体育館に県外避難者専用の避難所を設け、約200人が到着した。


2011年3月16日(水)・・・放射線量、危険な場所はロボットで測定 文科省が貸与
東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島市では16日午後7時、通常時の300倍以上に相当する1時間あたり14.7マイクロシーベルトが観測された。原発周辺の自治体では、風などの条件にもよるが、依然として大気中の放射線量が高い状態が続いている。

 朝日新聞の16日夕方までの取材では、栃木県那須町で1.39マイクロシーベルト、前橋市で0.11マイクロシーベルトなどが観測された。岩手県では、盛岡市内で16日午後5時現在、0.037マイクロシーベルトを記録したものの、同県環境保全課は「昨年3月の月平均の0.021マイクロシーベルトよりは高いが、過去3年間でみると最大値は0.084マイクロシーベルトあった。通常の範囲内の数値で、健康には問題ない」としている。

 一方、事故で福島第一原発から放出された可能性のある放射性物質の検出も各地で続いている。

 中部電力は16日、浜岡原発がある静岡県御前崎市で、空中のちりやほこりからヨウ素131やセシウム134など5種の放射性物質を検出したと発表した。浜岡原発は安定して運転中で、周囲に異常な放射線量の変動がないことから、同原発によるものではない、としている。福島第一原発と浜岡原発は直線距離で約400キロ離れている。

 新潟県も16日、同県南魚沼市でヨウ素131やセシウム137などを検出したと発表。東京都世田谷区でもヨウ素131などが検出されている。

 今後、放射能汚染が激しい場所を調査する必要も生じるため、文部科学省は、人が近づけない危険な場所のガンマ線などの放射線量を測定できる無線操縦で動く防災モニタリングロボットを東京電力に貸し出した。

 財団法人原子力安全技術センター(東京都)が所有するロボットで、同センターは「防災訓練などに参加したことはあるが、現場で実際に利用するのは初めてと思う」と話している。
 このロボットは高さ150センチ、長さ150センチ、幅80センチ、重さ約600キロ。小型戦車のような形をしている。無限軌道によって、最大毎分40メートルの速さで移動できる。前方にマジックハンドが付いており、それで積んでいる無線中継基地を途中で下ろしながら前に進むことで、約1.1キロ離れたところから無線操縦ができるという。

 同センターは、もう1台モニタリングロボットを所有している。ガンマ線に加え、中性子線の測定や空中に漂っているちりを捕まえることもでき、「こちらのロボットも近く出動させる予定」と話している。

 同省ではこのほか、ヘリコプターなどを使って空からの測定も行うよう防衛省と調整している。


 栃木県には16日夕までに、1千人を超える人が福島から県内の避難所などに身を寄せた。車で埼玉などを目指してきたものの、ガソリンがなくなり、県内にとどまる人もいるという。新潟県は16日昼までに、各地の体育館やカルチャーセンターに2600人以上の避難者を受け入れた。また、車で移動してくる自主避難者のために、国道49号の福島県境近くに案内所を設けたほか、山形県境周辺ではAMラジオで避難所の情報を提供している。

 気象庁によると、17日も東北地方は真冬並みの冷え込みとなる見込み。しかし、車の燃料のガソリン不足などが原因で、被災地には十分な救援物資が届いていない。
by nsmrsts024 | 2014-01-20 08:11 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024