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7月14日(月 )・・・東日本大震災から3年4ヶ月と3日

3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と4ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人間が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)



2011年3月22日(火)・・・「放射能汚染」デマメール、中国で拘束相次ぐ
【北京=峯村健司】中国で、福島第一原発の事故により「中国でも放射性物質による汚染が広がる」というデマをメールで流したとして、当局に拘束されるケースが相次いでいる。「被曝(ひばく)防止に食塩が有効」というデマでスーパーに人が殺到するなどの混乱もあり、社会不安に発展することを防ぐ狙いと見られる。

 浙江省杭州市の会社員の男性(31)は、「東シナ海一帯で放射能汚染が続いている。海産物を1年間食べないように」というメールを知人らに転送したとして、20日夜に地元当局に拘束された。四川省広元市の警察当局も17日、「日本の原発事故によって食塩の価格が高騰する」というメールを流したとして同省内の男性(25)を拘束した。

 同市警察幹部は朝日新聞の取材に「社会の安定を破壊する行為は絶対に許さず、取り締まりを強める」と語った。18日付の環球時報も社説で「中国社会はデマに惑わされやすい。日本の核危機を中国の『危機』にしてはならない」と警告している。



2011年3月22日(火)・・・ホウレンソウ取扱量、東京で半減 4県産出荷停止受け
政府が規制値を超える放射性物質が検出された福島、茨城、栃木、群馬の4県産ホウレンソウなどの出荷停止を指示したのを受け、東京最大の青果市場、東京都中央卸売市場・大田市場(大田区)では22日、ホウレンソウの取扱量が連休前の半分以下に激減した。

 市場の一角には、段ボール箱が2メートルほどの高さに山積みにされていた。スーパーから返品されたり、買い手がつかなかったりした茨城産のホウレンソウだ。「使用禁止」の貼り紙がされたものもあった。市場の群馬県産ホウレンソウの相場欄も、棒線で消されていた。

 青果卸売り大手の「東京青果」によると、連休前の18日まで、同社は同市場で1日約20トン前後のホウレンソウを取り扱い、その約6割を群馬、茨城県産が占めていた。それが出荷停止によって22日の取扱量は約8トンに激減した。同市場全体での取扱量も半分以下になった。

 競りでは埼玉、千葉、神奈川県産などのホウレンソウが短時間で競り落とされた。だが品薄にもかかわらず価格は高騰しなかった。市場関係者は「震災や原発事故の影響で外食産業の買い付けが弱く、野菜自体の需要も下がってしまっている」と分析する。

 出荷停止になった4県産の青果物は、出荷停止対象品目以外でも、買い手が付かずに積み上げられた箱が目立つ。都内の小売業者は、茨城県産のチンゲンサイの段ボールが山積みで競りに出ていることに目を見張った。普段は大手スーパーなどがまとめ買いしているため、大量に競りにかけられることはないという。価格は通常の10分の1以下まで暴落したものもあった。

 ある仲卸の野菜担当者には、政府の昨夜の出荷停止指示後にスーパーからこんなファクスが届いた。「茨城産はとりあえずパス。無理なら欠品可」。購買中止の通知という。「冬野菜は関東が主力なので経営への打撃は大きい。今後、対象品目が広がったりすれば大変なことになる」
別の仲卸業者も「放射能の影響がどれだけ尾を引くか想像もできない。関西、九州産のものに頼る時がくるかも」と懸念した。

 産地も風評被害の打ち消しに努める。市場の白板には、茨城産レタスの放射性物質について「基準値を大きく下回る値であることを確認できた」と強調する貼り紙が掲示されていた。

 市場の営業担当者は「過剰反応も目立つ。専門家もゆでたり、よく洗ったりすれば影響がなくなると説明しているし、政府は適切に広報してほしい」と話した。

 農林水産省によると、2009年産ホウレンソウの出荷量は、この4県で全国の約17%を占める。(上沢博之)

■詳しく調査後、説明添え発表を

 〈関沢純・元徳島大教授=リスク科学=の話〉これまで最も高い値の放射性物質が検出されたホウレンソウばかりを、1年間、毎日15グラム(日本人の1日の平均摂取量に相当)ずつ食べ続けても、胸のCT撮影の1回分に過ぎない。ホウレンソウは洗ったりゆでたりすると、付着した放射性物質がかなり除かれるし、実際にはホウレンソウを毎日食べることはない。

 最も高い値の牛乳を1キロ飲むと、胃のX線検査の5分の1回分。子どもは放射性ヨウ素の影響を受けやすいので、規制値を超えた牛乳は避けることも考えていい。

 私たちは普段の生活でも自然界からの放射線を浴びて問題なく暮らしている。規制値を超えたホウレンソウや牛乳を何度か口にしても、1年間に自然界から受ける放射線を超える量を体に受けることは考えられない。

 出荷停止の指示で、規制値を超えた農産物は出荷されていない。流通業者などが、対象外の品目や周辺地域の農作物を忌避するのは風評被害につながり、控えるべきだ。

 汚染食品を広げず、風評被害を防ぐためにも実態の把握が欠かせない。早く詳しい調査を実施し、調査結果は数値だけでなく、理解しやすい説明を添えて発表するべきだ。













[世界と日本・今日この頃]

W杯決勝、両者譲らず 0ー0で後半開始

サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会最終日は13日(日本時間14日)、決勝のドイツ―アルゼンチンがリオデジャネイロのマラカナン競技場で始まり、前半を0―0で終えた。


 ドイツは今大会得点ランク2位の5点を挙げ、2大会連続得点王を狙うFWミュラー、W杯歴代最多となる16得点のFWクローゼらが先発。アルゼンチンは年間最優秀選手「バロンドール」を4度獲得しているFWメッシらがキックオフから出場。前半、ドイツはボール支配率では63パーセントと上回ったが、ロスタイム、コーナーキックからのシュートがポストをたたくなどゴールには至らなかった。アルゼンチンも鋭い逆襲から何度も決定機をつくったが、得点を奪うことはできなかった。

 両国が決勝で対戦するのは、ドイツが西ドイツ時代の1986年、90年に続き史上最多となる3度目。ドイツは4度目、アルゼンチンは3度目の優勝を目指す。





ドイツ、4度目のW杯優勝 延長後半、ゲッツェが決勝点

サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会最終日は13日(日本時間14日)、リオデジャネイロのマラカナン競技場で決勝があり、ドイツが延長戦の末、1―0でアルゼンチンに勝ち、1990年のイタリア大会以来、6大会ぶり4度目の優勝を決めた。優勝4度はブラジルの5度に次いで、イタリアと並び歴代2位。南米で開催された大会を欧州勢が制したのは初めて。


 ドイツは0―0のまま迎えた延長後半8分、途中出場のFWゲッツェが決勝点を挙げた。

 ドイツとアルゼンチンが決勝で対戦するのは、ドイツが西ドイツ時代の1986年、90年に続き史上最多となる3度目だった。攻守がめまぐるしく切り替わり、両チームとも何度も決定機をつくったが、前後半を終えて無得点。2006年ドイツ大会のイタリア―フランス、10年南アフリカ大会のスペイン―オランダに続き、決勝は3大会連続の延長戦となり、欧州勢が大会3連覇を果たした。

 大会MVPにはアルゼンチンのメッシが選ばれ、得点王は6点を挙げたコロンビアのロドリゲスが輝いた。
by nsmrsts024 | 2014-07-14 04:55 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024