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9月30日(火 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と19日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・1~4号機なお不安定 福島原発、冷却装置作動が不可欠
福島第一原子力発電所は、事故の発生から2週間を迎えた。外部からの送電で冷却装置が動き出した5、6号機は安全な停止状態に戻ったが、残る1~4号機はまだ不安定な状況だ。原子炉や使用済み核燃料の貯蔵プールの燃料を安全に冷やすため、現場の作業が続く。

 これまで1~6号機すべてに送電ケーブルが接続され、電源復旧が期待されている。22日から3号機や4号機などで、様々なデータを見る計測用の電源が回復した。いわば「人間の目」にあたる機器で、回復により作業がしやすくなることが期待される。

 地震の際に運転中で、自動停止した1~3号機。外部からの送電と非常用発電機が止まって冷却装置を動かす電源がないため、緊急手段として、消防車のポンプを使って原子炉に冷たい海水を注入し、冷やす作業が続いている。

 放っておけば燃料が余熱(崩壊熱)で過熱、損傷し、さらに大量の放射性物質が放出されるおそれがあるからだ。

 1号機については原子炉の温度が上がり、注水が不十分と考えられたため、23日未明から、注入する海水の量を、それまでの9倍にあたる毎時18立方メートルに増やした。原子炉の圧力をみながら、注入が続いている。

 2号機、3号機でも海水の注入作業が継続されている。3号機では、外部電源の復旧作業が進めば、ポンプを使って海水の代わりに、真水を原子炉に注入することも検討している。

 計器から得られる数値上は、約4メートルある燃料棒の半分か、3分の1が冷却水から露出している計算だが、実際にどうなっているかはわからないという。

 プールの燃料も、原子炉で使っている燃料ほどではないが、余熱がある。外から放水車で水をかけたり、冷却系の配管を通じて建屋の内側から注水したりする作業が続いている。
水素が原因とみられる爆発や火災で建屋が壊れた3、4号機には外から放水していたが、3号機には、2号機同様、配管を通して内側からプールに注水する作業も始めた。4号機のプールでも実施する。

 1号機のプールの燃料は発熱量が比較的低いと考えられ、ほかのプールへの対策を優先させていたが、25日には注水を予定している。

 ただ、原子炉やプールを連続して安定的に冷やすためには、外部からの電源を復活させ、緊急避難的な海水注入から、もともと原発が備えていた装置による冷却に、早く切り替えることが必要だ。

 23日午後4時20分ごろには3号機の建屋から黒煙が上がり、念のため、付近にいた作業員や消防隊が退避している。作業がいつ終わるのか、見通しは不透明だ。

 1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故では、事故を起こした4号機の原子炉を、外から大量のコンクリートで丸ごと覆う対策がされた。

 ただ、福島第一原発と比べると、原子炉の格納容器の有無や、放射性物質の放出量などの状況が違う。そのため、経済産業省原子力安全・保安院は「現時点では、現実的な選択肢ではない」と説明している。





2011年2月24日(木)・・・NHKの震災関連番組、「阪神」の放送時間を上回る
NHKは23日、東日本大震災の関連番組の放送時間が阪神大震災のそれを上回ると発表した。総合テレビでは地震発生直後から22日までの12日間で254時間放送。阪神大震災は1カ月で273時間だった。日向英実放送総局長は「12日間で阪神大震災の1カ月分に匹敵するぐらいの放送になっている」と話した。

 インターネットの「ユーストリーム」「ニコニコ動画」「ヤフー」に震災番組を配信しているが、3社合計の視聴は推計で3200万人を超すという。















[世界と日本・今日この頃]

御嶽山頂の地震計、昨夏から故障 噴火時、観測できず
御嶽山の山頂付近に長野県が設置した地震計が、昨年8月から故障で観測できない状態だったことが30日、わかった。老朽化で故障したが、火山観測で連携している名古屋大が秋にも山頂に新たに地震計の設置を準備していたため、県単独の更新を見合わせていた。


 気象庁火山課によると、御嶽山では1979年の有史以来初めての噴火を受け、88年に常時観測を開始。現在、同庁のほか長野、岐阜両県、名古屋大、防災科学技術研究所などが12カ所に地震計を設置、他にも傾斜計や空振計、衛星測位システム(GNSS)など複数の計器が備えられている。データは、気象庁に常時提供され、活動の監視に使われている。

 地震計のうち火口に最も近いのが、長野県が管理する「御嶽山頂」観測点だ。県砂防課によると、84年の長野県西部地震による土砂災害を受けて、土砂災害を防ぐ目的で97~00年度に山頂を含めた3カ所に地震計を設置。補修を繰り返して使ってきたが、昨年6~8月、うち山頂を含む2カ所が故障した。
by nsmrsts024 | 2014-09-30 04:48 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024