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12月2日(火 )・・・東日本大震災から3年8ヶ月と21日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と8ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)





2011年3月27日(日)・・・1~3号機の真水注入続く たまり水除去、1号機で継続
福島第一原発1~3号機では、原子炉内に真水を消防車のポンプで注入する作業が27日も続いた。消防車を利用した注水は緊急避難的な手段で、東京電力は非常用発電機からの送電でポンプを動かして注水する方法への切り替え作業を進めている。

 1~3号機の原子炉には、これまで近くの海から採った海水を注入していたが、海水に含まれる塩や不純物が核燃料に付着し冷却の効率が悪くなることへの懸念や、長期的には機器の腐食の心配もあった。このため、26日までに海水を淡水に切り替えた。

 また、1~3号機のタービン建屋の地下で見つかった高い放射能をおびたたまり水のために、タービン建屋内での作業は一部を除き止まっている。1号機では、たまり水を排水ポンプを使って復水器という装置の中に入れる作業が27日も続いた。





2011年3月27日(日)・・・議員歳費を半年間3割減へ 民自公調整、総額20億円超
民主、自民、公明の3党は、来月から半年間、国会議員の歳費を3割削減する方向で調整に入った。東日本大震災の復興財源確保のため、まずは国会議員が身を削る姿勢を示す狙い。削減額は1議員あたり約300万円、総額で20億円超になる見込みだ。28日にも3党の幹事長が最終的な詰めの協議を行う。

 歳費削減を巡っては、公明党の山口那津男代表が震災直後に「1年間、3割削減」を主張。与野党内の慎重論を踏まえ、「半年間」を軸に3党が協議を続けてきた。

 民主党の岡田克也幹事長は27日、青森県八戸市で歳費法改正を検討していることを表明。公明党の山口代表も27日、京都市で講演し「今週には必ず合意し、復興の先頭を切りたい」と語った。

















[世界と日本・今日この頃]

衆院選公示 安保・原発……政権2年を問う多様な争点

2日に公示された衆院選は、安倍晋三首相が2012年末の再登板以来、推し進めてきた政策の是非が問われる。政権の2年を振り返ると、争点となる多くの課題が浮かび上がる。


 首相は就任当初から、デフレ脱却と景気回復をめざす「3本の矢」と銘打ち、日銀と歩調を合わせて大胆な金融緩和と財政出動を進めた。株高と円安が進行し、一部の経済指標は好転。賃上げする大企業も増えた。だが、3本目の矢と位置付ける「成長戦略」の具体化は進まず、道半ばと言えそうだ。

 首相は先月、焦点となっていた消費税率の10%への引き上げ時期について、景気回復の遅れなどを理由に、法で定められた15年10月から1年半延期すると表明。その判断の信を問うとして、解散・総選挙に踏み切った。大半の野党も先送りを事実上容認したが、増税先送りに伴う税収の穴をどう埋めるのか。とりわけ増大する社会保障費の手当てや、財政健全化の道筋をどう描くかも問われる。

 安全保障政策では、大きな転換を次々と進めた。13年末には、安保関連の機密保持の徹底を掲げて特定秘密保護法を成立させた。各省庁が何を秘密に指定したかは長期間明かされず、秘密を漏らした公務員らには厳罰が科される内容で、国民の知る権利を損なう恐れがあると指摘されている。

 さらに安倍内閣は今年7月、歴代政権の憲法解釈を変えて集団的自衛権行使を認める閣議決定をした。政権側は憲法の枠内での「限定的な容認」と強調するが、国会審議も経ずに解釈を変えた手法が批判され、歯止めなく他国のために武力を使う事態を招く懸念も指摘されている。武器輸出を禁じてきた3原則の見直し・緩和や、沖縄の米軍普天間飛行場の県内移設の是非も問われそうだ。

 原発再稼働やエネルギー政策も大きな課題だ。早ければ来年2月にも、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)が再稼働する。福島の原発事故から4年近くがたち、改めて原発依存の是非や再生可能エネルギーの活用策が論点になる。

 首相が昨年12月に靖国神社に参拝したことで、中国や韓国との関係は悪化した。今年11月に中国・習近平(シーチンピン)国家主席との首脳会談が実現したが、日韓首脳が会談する見通しは立たない。靖国に象徴される歴史認識の問題に加え、尖閣諸島や竹島をめぐる対立にどう向き合うかも大きなテーマだ。

 一方、衆院の定数は今回から一票の格差を是正する「0増5減」が適用されるが、抜本的な定数削減の議論は進んでいない。一票の格差について「違憲」「違憲状態」と指摘する判決が相次ぐなか、各党が格差の解消と身を切る改革に取り組む姿勢も問われている。(岡村夏樹)
by nsmrsts024 | 2014-12-02 04:53 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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