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1月11日(日)・・・東日本大震災から3年と10ヶ月

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と10ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月28日(月)・・・経団連の救援物資船、八戸到着 146トン分を被災地へ
日本経団連の「救援物資ホットライン便・第1便」を載せた日本郵船の最新貨物船「YAMATAI」(1万4538トン)が27日、青森県八戸市の八戸港に到着した。

 救援物資は、関西中心の経団連会員企業など47団体から集まった灯油やガスコンロ、コメなど146トン分で、船は24日に神戸港を出発した。青森県内の大型トラック9台に積み替え、28日に被害の大きかった岩手県の沿岸7市町村や宮城県に向けて出発する。

 2010年完成の同船は全長162メートル。平らな甲板に住宅やタンクローリーも載せられる。経団連の井上隆主幹は「船の特徴を生かし、被災地に必要なものを届けたい」と話した。次の運搬は4月の予定で、岩手県の釜石港などへの入港も検討する。

 小田武船長は「船員21人が特別なミッションに誇りを持っている。要請がある限り役に立ちたい」と話した。




2011年3月28日(月)・・・「放射能1千万倍」は誤り 東電、違う物質と取り違え
東京電力は27日、福島第一原発2号機のタービン建屋内のたまり水から通常の炉内の1千万倍の放射能を検出したと発表後、夜になり「違う物質と間違えた」と会見、さらにその訂正を28日未明に再訂正した。26日にもタービン建屋で計測した場所や数値を大幅に訂正した。情報を共有できず、高い放射線の場所で関連会社員が被曝(ひばく)する事故も起きた。情報伝達の不備が、混乱に拍車をかけている。

 2号機のたまり水を調べた際、減り方が極めて早いヨウ素134という物質について採取時点の放射能を逆算すると、1ccあたり29億ベクレルとなった。通常の1千万倍にあたる。これほど大量に検出されれば、炉内で核分裂反応が起きている可能性すらある。原子力安全委員会は再評価するよう東電に求めた。

 東電が再度測ると、ヨウ素134なら急速に減るはずの放射能が、さほど減っていなかった。東電は27日夜、「減り方がもっと遅いコバルト56と間違えた可能性がある」と発表。しかし、28日未明の会見で「コバルト56ではなくセシウム134だった」と再び訂正した。午前の会見で「検出した」と発表していた別の2種類の物質も、実際には出ていなかったという。

 武藤栄副社長は「(分析した)内容を吟味する過程で十分でないところがあった」と話した。

 東電の広報担当者は、「測定結果が不確実な可能性があっても、公表しなければ、後から『隠していた』と批判を浴びる」と悩む。経済産業省原子力安全・保安院も、同じ理由で公表を優先したとしている。







[世界と日本・今日この頃]

オウムに奪われた、視力も記憶も 地下鉄サリン20年

オウム真理教による地下鉄サリン事件から3月で20年を迎える。13人が死亡、6千人以上が負傷し、国内で最悪の被害を出したテロ事件だ。まもなく、事件を裁く最後の裁判が始まる。一方で、あの日地下鉄に乗り合わせたために人生を狂わされ、20年間苦しみ続けてきた人たちがいる。


■普段は乗らない電車で被害に遭った

 「さっちゃん、おはよう」。毎朝、浅川一雄さん(55)が声をかける。妹の幸子さん(51)は、「おあおう」と応じる。

 目は見えず、言葉も断片的にしか発せられない。首や腕もこわばって動かなくなってきた。食事はミキサーで砕いたり軟らかくしたりしたものしか食べられない。

 昨年12月。取材で訪れた記者に気づくと、幸子さんはかすれた声で、絞り出すように訴えた。

 「オウム、オウム」

 一雄さんが声をかける。「さっちゃん、もう忘れようよ」

 「はい」

■やり場のない怒り

 1995年3月20日。

 あの日、普段なら乗るはずのない電車に、幸子さんは乗った。

 東京近郊の実家近くにあるスーパーに勤めていたが、東京で研修を受けるために、地下鉄の丸ノ内線に乗車した。
by nsmrsts024 | 2015-01-11 07:26 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024