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1月19日(月)・・・東日本大震災から3年10ヶ月と8日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と10ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)


2011年3月29日(火)・・・東電に発電施設丸ごと貸し出し タイから船で運搬
【バンコク=古田大輔】タイ政府は29日、東日本大震災による福島第一原発などの事故で電力不足に陥っている東京電力に、ガスタービン発電機2基を付属設備を含めて施設丸ごと無料で貸し出すと発表した。1基で約450トン。2基で計24万4千キロワットを供給する能力があり、船で運んで8月中の稼働を目指す。

 東京電力は今夏ピーク時の電力不足を総需要の2割弱の850万~900万キロワットと見積もっており、余剰設備がないかを国内外に打診。タイ政府がほぼ休眠状態だった非常時用のガスタービン発電機2基を貸し出すと申し出た。

 1995年稼働開始の三菱重工製。貸出期間は3~5年で、吸気フィルターや排気ダクトなど付属設備も運ぶ。全体の設置面積は1基約1700平方メートル。設置場所は検討中という。施設の分解と輸送、再組み立てなどを経て稼働は8月ごろになる。

 輸送作業を担当する三菱重工によると、発電機だけを運んで日本で付属設備をそろえるより短期間で稼働できる。これだけの規模の海外移送は「世界的にも聞いたことがない」(担当者)という。

 ワナラット・チャーンヌクン・エネルギー大臣は記者会見で「日本とタイは120年に及ぶ協力関係にあり、電力についても40年間にわたり提携してきた」と述べた。




2011年3月29日(火)・・・中国が燃料油2万トンを無償提供 水・手袋も
【瀋陽=西村大輔】中国の新華社通信などによると、東日本大震災を受けて中国が日本に無償提供するガソリン1万トンとディーゼル油1万トンを積んだ輸送船が29日、遼寧省大連の港から出港した。

 ガソリンは広島県江田島市に、ディーゼル油は愛媛県今治市に送る予定で、総額1億5千万元(約19億円)相当。早ければ4月1日ごろには日本に届くという。国有企業の中国石油天然ガスグループ傘下の大連石化が15日から、中国政府の指示を受けて生産していた。また、ミネラルウオーター6万本、ゴム手袋325万枚の計96トンの支援物資も28日に北京の空港から成田空港に空輸されたという。





[世界と日本・今日この頃]

汚染水なおトラブル続き 福島第一、3月末の完了微妙
東京電力福島第一原発のタンクにためられている高濃度汚染水の処理が正念場を迎えている。東電は年度内の処理終了を国と約束したが、トラブルが続いたために思うように進まず、今月も新たな装置を導入している。すべて順調に稼働したとしても完了は3月末で、達成は微妙な状況だ。

 福島第一原発では、溶けた燃料が落ちている建屋地下に地下水が流れ込むことで、高濃度汚染水が生まれ続けている。敷地内のタンクには15日現在で28万トンがあり、漏れれば海の汚染を拡大させかねない。東電は水漏れが相次いでいた一昨年9月、現場を訪れた安倍晋三首相に、今年度内の処理完了を約束した。

 しかし、切り札とされた多核種除去設備ALPS(アルプス)は一昨年春の稼働後からトラブルが続き、思うように処理が進まなかった。昨秋に増設、フル稼働なら1日1960トンを処理できる態勢にしたが、それでも年度内の処理終了は困難だった。そこで東電は昨秋、汚染の多くを占めるストロンチウムだけを除去する装置を投入。これも「処理済み」として扱うことにした。
by nsmrsts024 | 2015-01-19 05:34 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024