人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2015年5月8日(金)・・・東日本大震災から4年1ヶ月と27日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から4年と1ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)

2015年5月8日(金)・・・東日本大震災から4年1ヶ月と27日_a0044103_302462.jpg













          3.11 東日本大震災              津波・58


2011年3月31日(木)・・・「阪神」手本に復興委員会設置へ 菅首相方針
菅直人首相は、東日本大震災からの復興計画を話し合う復興委員会を4月初旬に設ける方針を固めた。財界人や有識者らを委員に、首相の諮問機関と位置づける。

 首相は、大規模な復興計画を実行するため、政府内に「復興庁」や「復興本部」などを新設することを検討している。復興委員会は、こうした政策推進を実際に担う組織とは別に、政策の「たたき台」を示すのが目的。被災地の意見を採り入れるため、被災自治体の首長らのメンバー入りも検討している。

 手本となるのが、1995年の阪神大震災の際の「阪神・淡路復興委員会」(委員長=下河辺淳・元国土事務次官)。震災直後の95年2月に発足し、公費による倒壊家屋の解体や公的住宅の大量建設計画、市街地再開発事業の推進など、数々の提言を打ち出した。当時、これらを踏まえて旧総理府に置かれた「阪神・淡路復興対策本部」(本部長=村山富市首相)が復興事業を実行した。




[世界と日本・今日この頃]

箱根山、地下で何が 勢い増す噴気

日本有数の観光地にある箱根山で、連休中に噴火警戒レベルが引き上げられた。地震が多発し、噴気の勢いが強まった。気象庁が24時間態勢で監視する活火山で何が起きているのか。活発に噴火が続く鹿児島県の桜島など、日本は警戒が必要な火山が少なくない。

 箱根山は約40万年前に火山活動を始めたと考えられている。約3千年前には火砕流の発生や溶岩ドームができる大噴火があり、芦ノ湖や大涌谷ができた。12~13世紀には大涌谷で水蒸気爆発がおき、火山ガスなど熱風が吹き付ける火砕サージが発生した。

 近年も小さな群発地震は数年に一度起きていて、短い時は1~2カ月、長い時は半年間続いていた。

 今回の群発地震は、大涌谷から噴出する水蒸気の勢いが増しているのが特徴だ。箱根山の観測をする神奈川県温泉地学研究所は、地下10キロ付近にたまっているマグマが熱水を地表に向かって押し上げているとみている。熱水を押し上げる圧力で地表に近い岩盤が割れて地震が起きた。山の傾きを測る傾斜計も山が膨張する方向に変化している。

 気象庁は5日夜の地震が深さ5キロと通常より深い場所で起きたことで、これまでとは違う活動が起きている可能性があるとして警戒レベルを2に上げた。

 東京大地震研究所の中田節也教授(火山学)は「地下からの熱供給が増し、水蒸気の量が増えたのではないか。崖崩れなどで蒸気の出口が目詰まりすれば、内部の圧力が高まって噴火につながる可能性もある」と話す。

 今回と似た活動は、2001年にもあった。噴出する水蒸気の勢いが増し、群発地震が6月から10月にかけて続いた。温泉地学研究所の竹中潤研究課長は「今回は、地震が起こるペースや山が傾く率から考えて、01年の時と同程度かそれを上回る可能性がある」と指摘。今後は「地下のマグマが動き噴火の兆候となる火山性微動が起きないか注視したい」と語る。だが、しばしば噴火している北海道・有珠山などと違い、箱根山の噴火は誰も経験しておらず、噴火や推移の予測は難しいという。

 日本大の高橋正樹教授(火山地質学)も01年とよく似ているとしながら、「約3千年前にはマグマ噴火が起きているので、これまでの推移と異なる動きがあればマグマ噴火の可能性もないわけではない。数カ月は推移を見ていく必要がある」と話す。

■火山、各地で活発な動き

 火山は各地で活発な動きが続いている。東日本大震災の影響の可能性を指摘する専門家もいる。

 気象庁によると、桜島(鹿児島県)は7日に今年500回目の爆発的噴火が発生、1955年の観測開始以来、最速のペースだった。噴火警戒レベルは2010年10月に「3」に引き上げられたままだ。同庁は「火口付近から2キロの範囲では、噴火に伴って飛散する噴石や火砕流の可能性もある」と指摘する。

 御嶽山(長野、岐阜県)は昨年9月27日に噴火し、死者57人、行方不明6人と戦後最悪の被害となった。火山性地震の発生回数は減少しつつあるが、噴火警戒レベル3を維持している。 阿蘇山(熊本県)では昨年8月に噴火警戒レベルが2に引き上げられ、昨年11月から噴火が続く。蔵王山(山形、宮城県)は4月に火山性地震が増え、気象庁は火口周辺に警報を出した。口永良部島(鹿児島県)も昨年8月に噴火して以降、多量の火山性ガスが観測されている。

 火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「世界ではマグニチュード9の地震があった際に、周辺で噴火が起きてきた。因果関係は分からないが、東日本大震災で地殻に加わる力が変わったことが影響した可能性はある」とみる。(渡辺周、鈴木逸弘、木村俊介)
by nsmrsts024 | 2015-05-08 06:24 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024