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2015年6月14日(日)・・・東日本大震災から4年3ヶ月と3日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から4年と3ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)


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      3.11 東日本大震災         福島第一原発爆発事故 7


2011年4月2日(土)・・・粉じん防止剤を本格散布へ 放射能汚染水の排水も進む
東日本大震災で被災した福島第一原発から出た放射性物質を封じ込めるため、液体状の合成樹脂をまいて飛散を防ぐ作業が本格化する。東京電力は2日、前日の試験散布の効果を確かめたうえで、本格散布に移る方針だ。今後2週間かけて敷地内の約3万平方メートルの範囲にまく予定だという。

 この合成樹脂は、もともと工事現場で砂などが舞い上がるのを防ぐためにつくられた。製造元の栗田工業(東京都)によると、晴れた日なら半日で膜状に固まり、効果は半年~1年続くという。

 東電はこの合成樹脂を使い、原子炉建屋の爆発で飛び散った放射性物質を含む粉じんを固めて、風や雨水などによる拡散を防ぎたい考え。1日には約2千リットルを4号機周辺の約500平方メートルの範囲に試験散布した。

 東電によると、天候がよければ2日もほぼ同量をまく予定。むらなく散布できているか、樹脂の表面がしっかり固まっているか、といったことを確認できれば、本格散布に移る。

 タービン建屋地下にたまった放射能汚染水の排出に向けた「玉突き排水」作業も進んでいる。

 作業は、(1)圧力抑制室用貯水タンクに復水貯蔵タンクの水を移して空にする(2)復水器の水を復水貯蔵タンクに移して空にする(3)空になった復水器に汚染水を移す、の3段階で進む。このうち1段階目の作業が2、3号機では1日までに終了。1号機も2日に終わる予定という。



2011年4月2日(土)・・・日産、米の工場で6日間操業停止 震災で部品滞る可能性
 日産自動車は1日、米国にある3工場すべてについて、今月末までに計6日間操業を停止すると発表した。東日本大震災の影響で、日本からの部品供給が滞る可能性があるため。

 対象はテネシー州の完成車工場とエンジン工場、ミシシッピ州の完成車工場。今月8、11、18~21日にそれぞれ休業する。メキシコの二つの完成車工場でも5日間操業を止める。

 日本のエンジン工場が震災の影響で操業停止しているため、米国からエンジンを送ることも決めた。

 また米フォード・モーターも、ケンタッキー州にある大型車の組み立て工場を4日から1週間、操業停止する。米国ではホンダが3月30日から減産に入ったほか、米ゼネラル・モーターズ(GM)が一部工場で1週間操業停止するなど、震災による生産への影響が広がりつつある。(ニューヨーク=山川一基)



[世界と日本・今日この頃]

ワシントンで20年ぶり原爆展 「被爆の実相」届くか
広島、長崎両市などが米ワシントンの大学で13日(日本時間14日)から、20年ぶりに原爆展を開く。戦後50年に企画した展示は、「原爆投下が終戦を早めた」との考えが根強い米国内で反発を招いた。あれから20年。非核兵器国の間に核の非人道性への共感が広がるが、核大国に被爆地の訴えは届くのか。

 原爆展はワシントンのアメリカン大学で開かれる。世界の核政策に大きな影響を与える米国の首都の住民に被爆の実相を知ってもらうのが狙いだ。ぼろぼろになった学生服や溶けた十字架、変形したガラス瓶などのほか、放射線被害を説明するパネルなども展示する。

 「アメリカは今も核兵器がなければいけないと思っている。だからこそ、被爆の実相を見てほしい」。元長崎市職員の高名晶子(せいこ)さん(81)は期待する。

 長崎国際文化会館(現在の長崎原爆資料館)に勤務していた20年余り前、米国立スミソニアン航空宇宙博物館で企画された原爆展への資料貸し出しで米側とのやりとりを担った。

 同博物館の館長が長崎を訪れた際には、本島等市長(当時)との面会に同席。館長は、広島に原爆を投下したエノラ・ゲイと被爆の実相を伝える資料などを展示すると説明し、「反対もあるだろうが、進退をかけて展示をしたい」と語ったのを覚えている。

 高名さんは、退役軍人から同館へ多くの寄付があると聞き、「展示できるのか」と不安を抱いた。案の定、退役軍人団体などが展示に猛反発。結局、被爆資料の展示は見送られた。「核兵器の被害を客観的に示すことさえ難しかった」と振り返る。

 スミソニアンでの被爆資料展示は幻となったが、それを引き継ぐ形で、米国の学者や被爆2世の日本人留学生らの協力でアメリカン大学で展示が実現した。ただ、会場を訪れた高名さんは「来場者はそれほど多くなかった」と記憶する。

 高名さんは、今回の展示を見届けようと渡米しているが、楽観はしていない。クリミア併合をめぐるプーチン大統領の発言などから、近年の核兵器を巡る状況は、20年前よりも悪化していると感じるからだ。

 被爆者で元長崎大学長の土山秀夫さん(90)は20年前のアメリカン大での展示に招かれ、フォーラムに参加した。原爆投下を正当化する根強い「神話」を見直そうとしている学者がいることに感銘も受けた。その経験からこう語る。「知ってもらうことが第一歩。気の長い、忍耐強い運動が必要です」(力丸祥子、岡田将平)
by nsmrsts024 | 2015-06-14 05:44 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024