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2016年2月20日(土)・東日本大震災から4年11ヶ月と9日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から4年と11ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11 東日本大震災    福島第一原発爆発  飯館村 192



2011年3月7日(木)・津波乗り越えたクジラの標本「復興の象徴」 岩手・山田
岩手県山田町の「鯨と海の科学館」にある世界最大級のマッコウクジラの骨の標本が、津波を乗り越え、奇跡的に生き残った。町関係者は「強さと復興のシンボルに」と意気込む。学術的にも貴重な標本とあって、専門家も胸をなで下ろしている。

 津波でほとんどの建物が流された同町船越地区。がれきの中に、科学館がぽつんと残っている。館内には約5メートルの高さまで波が押し寄せた跡がある。

 そんな中、1階の展示室では、体長17.6メートルのオスのマッコウクジラの骨の標本が天井から約5メートルの高さにつるされている。隣には、ミンククジラの標本も。2体とも多少の泥や砂をかぶっているものの、原形をほぼとどめている。

 標本はマッコウクジラとしては最大級の大きさだ。かつて捕鯨が盛んだった山田町で、1987年11月、商業捕鯨の最後のシーズンに捕獲された。骨格を3年間砂浜に埋めて油を抜き、地元のこどもたちが掘り返して復元した。

 「クジラの豊かな生命力を伝えたい」と開館した科学館の入館者数は年々減少傾向。この4月から民間のアイデアを活用して再スタートする予定だった。同町観光協会の湊敏事務局長は「よくぞ津波に耐えて泳ぎ切ってくれた」と喜ぶ。科学館の芳賀昭義前館長も「付近で科学館だけが残った。津波の被害も同時に伝える施設にもなって欲しい」と話した。

 クジラの生態や進化には未知数な点が多く、標本の学術的価値は高いという。東京海洋大学の加藤秀弘教授は「世界的に貴重で、研究対象としての価値は高い。流されずに済んだと聞いて安心した」と語った。(杉崎慎弥)




[2015年、世界と日本・今日この頃]

沖縄で撮られた核兵器の写真、米公文書館で見つかる

米軍統治下にあった1960年代の沖縄で撮影された核兵器の写真を米シンクタンク「国家安全保障公文書館」(NSA)が米公文書館で発見した。沖縄関係の米公文書に詳しい琉球大の我部政明教授(国際政治学)は、返還前の沖縄で撮影された核兵器の写真が公文書として見つかるのは「おそらく初めてだろう」と話している。

 NSAは3枚の沖縄関連の写真を公開。写真に付けられた米空軍の説明によると、うち2枚は、62年に嘉手納基地であった「武器装着競技会」で撮影されたもので、同基地所属部隊と板付基地(福岡市)所属部隊が、飛行機に核爆弾を装着したり、準備したりする場面とされる。もう1枚は64年に核ミサイル「メースB」を整備する様子が写されていた。

 72年に日本に返還される前の米軍統治下の沖縄で、核兵器が配備されていたことは、すでに米公文書から明らかになっている。(岡田玄)
by nsmrsts024 | 2016-02-20 06:58 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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