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2016年1月10日(火):ケネディ駐日米大使が離任へ 日本政府は米軍基地問題での「調整能力」を評価

トランプ次期米大統領が20日に就任するのに伴い、オバマ大統領に政治任用された各国駐在の大使は例外なく任地を離れる。キャロライン・ケネディ駐日米大使も含まれ、10日には皇居で天皇、皇后両陛下に離任の挨拶を行う。

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 ケネディ氏は政治・行政経験こそなかったものの、米民主党内に影響力を持つ。それだけに平成25年11月の大使就任前後は日本政府側からは「オバマ政権中枢と直接コンタクトを取れる意味は大きい」(外務省幹部)と期待が高まった。

 この期待を裏切ったのが、同年12月に安倍晋三首相が靖国神社に参拝した際の米大使館による「失望している」との声明だった。大使館側は声明発表がホワイトハウスの意向であると説明したため、ケネディ氏とワシントンのパイプに疑問を持つ声も上がった。

 だが、時間がたつにつれ日米両政府の間で調整を行う手腕に評価が高まった。特に沖縄県の米軍基地問題では、安全保障上の措置が日本の国内事情に左右されることを嫌がる米軍や米政府に対し、ケネディ氏が日本政府の立場を代弁した。

 沖縄県の米軍北部訓練場(東村など)の返還条件だったヘリコプター離着陸帯移設工事では、昨年7月の参院選への影響を避けるため、工事再開の先送りを働きかけた。最新鋭F22戦闘機の嘉手納基地(嘉手納町など)展開を昨年1月の宜野湾市長選後に遅らせるよう動いたのもケネディ氏だったとされる。




千代田区長選:小池知事VS自民のドン 代理戦争・第1R
2月5日投開票 「現職×与謝野氏おい」の構図か

 東京都の小池百合子知事と自民党東京都連との対立が深まる中、東京都千代田区長選(29日告示、2月5日投開票)が、今夏に予定される都議選を占う前哨戦として注目されている。千代田区は前都連幹事長の内田茂都議の地元。現職を推す小池氏に対し、都連も候補者擁立の最終調整に入った。都知事選で敵対した小池、内田の両氏の「代理戦争」の結果が、都議会の勢力図に大きな変化をもたらす可能性もある。

 「果敢な実行力に大変期待している」。小池氏が5選を目指す現職の石川雅己氏(75)の支援を明言したのは昨年12月10日。石川氏本人の出馬表明からわずか2日後のことだった。2人で並んだポスター用写真も撮影し、小池氏が塾長を務める政治塾を運営する政治団体「都民ファーストの会」メンバーらが集票に走る構想だ。

 都庁OBの石川氏は2001年に自民の推薦で初当選した。しかし、区政運営を巡って内田氏との関係にひびが入り、都連は13年の前回選で元副区長を擁立。選対本部長を務めた内田氏は苦杯をなめた格好になり、以降も対立関係が続いている。

 「敵の敵は味方」。小池氏周辺は、昨年秋口から「内田氏とドンパチするなら面白い」とささやいていた。石川氏の支援を明言した昨年12月10日には、政治塾に講師として招請し、結束の固さを印象づけた。さらに小池氏は、その場で都議選候補者擁立も宣言し、千代田区長選の先に都議選があることを強調した。

 対する都連側は、10月末~11月初旬に候補者を公募した。元都幹部や大学教授らの名前が挙がっては消えたが、千代田区が地元の元官房長官・与謝野馨氏(78)のおいで会社員、与謝野信(まこと)氏(41)を軸に最終調整に入った。都連幹部によると、信氏は都連の政治塾「TOKYO自民党政経塾」の塾生という。

 この幹部は「与謝野馨の名前は千代田区では不動。(信氏を担ごうとする)内田さんは、やはり知恵者だ」と評価した。一方で、ある都幹部は「内田氏は『区長選の結果次第で進退を決める』と言っていた。負ければ都議選への出馬は厳しくなるだろう」と話した。

 都議会では昨年末、公明党が「友党」の自民党との関係見直しを宣言したり、自民都議の3人が小池氏との連携も視野に会派を離脱したりするなど、都議選を見据えた動きが活発化している。小池氏周辺は「都議会は既に、多数の小池派対少数の自民という構図になっている。千代田区長選を制すれば、都議選でも勢力を拡大できる」と力を込める。【林田七恵、円谷美晶、柳澤一男】




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      3.11東日本大震災   福島第一原発爆発 楢葉町 283
by nsmrsts024 | 2017-01-10 05:50 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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