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2018年2月23 日(金 ):

即位へ「両陛下のお姿を心に刻む」 皇太子さま58歳

 皇太子さまは23日、58歳の誕生日を迎え、これに先だって東京・元赤坂の東宮御所で記者会見に臨んだ。来年5月1日に新天皇に即位することが決まってから初の会見。「今後受け継がせていただく公務をしっかりと受け止め、その一つ一つに真摯(しんし)に取り組んでいく」と抱負を語った。

 代替わりの日程が決まり、改めて天皇、皇后両陛下の歩みに「深い感慨と敬意の念」を覚えたという。両陛下の姿勢や心構えなど「そのお姿をしっかりと心に刻み、今後私自身が活動していくのに当たって、常に心にとどめ、自己の研鑽(けんさん)に励みつつ、務めに取り組んでまいりたい」と話した。

 新しい時代の天皇のあり方については、「象徴であるという憲法の規定に思いを致して、国民と苦楽を共にしながら、国民の幸せを願い、象徴とはどうあるべきか、その望ましい在り方を求め続けるということが大切」との認識を示した。

 そのためには、「できるだけ多くの人々と接する機会を作ることが大切」とし、雅子さまと続けてきた被災地訪問などの機会を大切にしていくと述べた。

 また、長く続いた伝統を継承する一方で、社会の変化に対応した務めを考え、行動していくことも「その時代の皇室の役割」と述べた。これまで取り組んできた水問題や環境問題のほか、文化交流や国際親善でも「お役に立てればと思います」と意欲を示した。

 6月には結婚25周年を迎える。新皇后となる雅子さまは療養生活が続くが、「慎重に少しずつ活動の幅を広げていってほしい」と話した。(島康彦、緒方雄大)



有人月探査、2030年には40日かけ… 工程表を更新

宇宙新時代 月へ、再び

 アポロ計画以来となる、有人月探査が現実味を帯び始めた。各国の宇宙機関は今月、2020年代の実現に向けた具体的な工程表を発表した。国際宇宙ステーション(ISS)の参加国だけでなく、中国や民間企業の参入も見込んでいるのが特徴だ。日本はどう関わっていくのか。

 2020年代、月の軌道を回る新たな宇宙ステーションを建設し、30年ごろには月面で人が40日以上にわたって調査する――。

 国際協力で進める将来の探査について今月、こんな内容の「国際宇宙探査ロードマップ」が公表された。構想作りに関わったのは、日本や米国、ロシア、欧州のほか、中国や豪州を含む14の宇宙機関らのグループ(ISECG)。米国が昨年末、月探査に注力する方針を打ち出したことを受け、約4年半ぶりに内容を更新した。3月に東京で開かれる、45の国・地域が参加する第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)での議論のたたき台となる。

 構想の中核となるのは、月軌道のステーションだ。ISSの日本実験棟「きぼう」(直径4・4メートル、長さ11・2メートル)より一回り小さい船内で、電力や空気、水を循環させる機能やロボットアームなどを備える。20年代前半から、数回に分けて構成パーツを月軌道に運んで建設。当初は4人が約30日間滞在する。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)月惑星探査データ解析グループの増田宏一さんは「予算的な実現性や計画の柔軟性を考え、こうした構成になった」と話す。

 人や物資を運ぶのは、米航空宇宙局(NASA)やロシアのロケットと宇宙船。ともに開発中で、これまでの宇宙船より熱防護や着陸技術が進化しており、20年ごろの初飛行を目指している。

 30年ごろには、ステーションから4人を乗せた着陸船を月面に降ろし、約40日かけて極域やクレーター、地下空洞などで、水などの資源や利用の可能性について調査する。月面では、原子力電池や太陽電池によって約1万キロ走れる探査車2台に分乗して、広いエリアを移動。集めた試料を分析して、地球にデータを送信後、再びステーションに戻る計画だ。

 一方、新たな宇宙船のテストや実験の施設として、ISSや16年に打ち上げられた中国の宇宙ステーション「天宮2号」の活用を見込んでいるが、米国は25年以降のISSの予算を打ち切る方針で、その後、民間に運営を移すかなどの道筋は見えていない。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と11ヶ月][1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で炉を冷却しておけば爆発は防げた]

2018年2月23 日(金 ):_a0044103_17191221.jpg

3.11東日本大震災  津波 396

by nsmrsts024 | 2018-02-23 07:00 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024