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2018年3月2 日(金):

【一問一答】山中慎介引退表明「『ありがとう』はこっちの方です」
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(1日、両国国技館)

 同級1位の挑戦者・山中慎介(35)=帝拳=が4度のダウンを奪われ、2回1分3秒TKOで前王者のルイス・ネリ(23)=メキシコ=に敗れた。試合後、山中は現役引退を表明した。以下、山中の一問一答。

  ◇  ◇

 (合同取材)

 -試合を終えて。

 「2回という早い結果で終わってしまいましたけど、現役続行して一日一日の練習を、目的を持ってやり、いろいろ考えることもできた。楽しい日々では正直なかったが、結果に関係なく、いろいろ考えて現役続行をしてよかった。結果だけは残念だった」

 -家族への言葉は。

 「一生懸命やったので。期待に応えられずに残念です。(涙をこらえられず)目標に向かって頑張っている姿を見せられてよかった」

 -会場から「ありがとう」の声も。

 「『ありがとう』はこっちの方です。デビューした時は僕からチケット買ってくれた人は20人だった。今日は何千人もの方が両国にかけつけてくれて必死になって応援してくれて本当にうれしかった」

 -ファンにメッセージを一言。

 「一言じゃ言い切れないですけど、本当に必死に応援してくれた皆さんには感謝しかない。自分のことのように喜んで、泣いてくれた。僕に届いていました。感謝しかないです。お礼はまたゆっくりと時間はかかりますけど、いろんな方にお礼を言いたいです。帝拳ジムに入って、本当にパッとしない僕をここまでの人間に育ててくれたジムの皆さんには本当に感謝してます。後援会を中心にサポートしてくれて、すべての方に感謝します」

 (囲み取材)

 -体重超過があって無念だと思うが。

 「ただ僕より強かっただけです。体も柔らかくていい選手。(体重超過での試合開催は)そういうルールなんで。昨日の計量では本当に、本当に人として失格やなといらつきが収まらなかった。そういうことはボクシング界全体でもっと厳しくしてほしいと思います」

 -感情のコントロールはできたか。

 「反省していた防御の面も途中までうまくいっていたので(距離が)ちょっと近くなったかもしれないけど、それは相手もうまさで何も言えない」

 -(当日が)59・2キロはいつもより多めの計量だったが、ネリの体を考えて重めに仕上げたのか。

 「特に相手のことは気にせず自分の万全の状態をつくるということだけを意識して栄養を摂った。(59・2キロは)服を着ていたのでいつもどおり」

 -ネリのパンチは前回より威力があったのか。

 「効くパンチは見えないパンチで、その見えないパンチをもらってしまった。実際3回倒れているんで、パンチ(の威力)は以前より感じました」

 -威力は体重は関係ないのか。


控室で涙を浮かべ、試合を振り返る山中慎介=両国国技館(撮影・西岡正)© デイリースポーツ/神戸新聞社 控室で涙を浮かべ、試合を振り返る山中慎介=両国国技館(撮影・西…
 「まったくないとは言えない。だからこそボクシング界のルールをしっかり統一してもらいたい。ファンも納得がいかない」

 -山中選手自身は納得しているのか。

 「そうですね…。自分はしっかりと万全の状態に仕上げてこれたし。早いラウンドではありましたけど…。(考えて)納得はしてません。スタートは悪くなかったけど、相手が出てきた時に悪いところが出てしまった」

 -前戦で現役続行を決めた時は、あの終わり方じゃ終われないと言っていたが。

 「前回とは正直、試合だけで言うとまったくこうしておけばよかったという悔いはないです」

 -今後について。

 「もちろん、これが最後です。これで終わりです」

 -どんな結果でもそうだったのか。

 「今後についてはまったく考えないようにしていた。考えることによって自分の実力が落ちるような気がして。はっきり決めず何も考えないようにしていた」



裁量労働制削除:政府、昨年の二の舞い恐れ
 政府が今国会の最重要法案と位置付ける働き方改革関連法案で裁量労働制に関する部分を削除したのは、問題の長期化を回避するためだ。昨年通常国会は森友学園問題などが長期化したところに共謀罪法の成立を強行し、内閣支持率が急落した。重要法案の審議を前に問題が続発するのは昨年の通常国会と酷似している。安倍政権は昨年の再来を懸念している。

 安倍晋三首相は1日の参院予算委員会で、「データにさまざまな指摘があったのは改めておわび申し上げたい。国民から疑念を持たれ、裁量労働制については全面削除する」と繰り返し、低姿勢に徹した。

 法案提出前の方針転換に、与党幹部は「昨年の二の舞いは避けたかったのだろう。問題をだらだら引っ張ると、国民の信頼がなくなる」と指摘した。

 今国会は野党第1党の民進党が分裂したこともあり、当初は政府・与党に楽観ムードが漂っていた。しかし茂木敏充経済再生担当相の秘書が選挙区の有権者に線香を配ったと野党から追及され、沖縄に関するヤジで松本文明元副内閣相が更迭された。森友学園への国有地売却では新たな財務省の内部文書が見つかり、昨年に「廃棄した」と答弁した佐川宣寿前財務省理財局長(現・国税庁長官)の国会招致を野党は求める。新たな問題が次々と降りかかる中、厚生労働省の異常データ問題は拡大の様相を呈し、昨年のトラウマが政府・与党に広がった。


参院予算委員会で「働き方改革」に関する質問に答える安倍晋三首相=国会内で2018年3月1日午前10時5分、川田雅浩撮影© 毎日新聞 参院予算委員会で「働き方改革」に関する質問に答える安倍晋三首相=国会内で2018…
 昨年の通常国会での共謀罪法は提出前から金田勝年法相(当時)の不安定な答弁で予算委が何度も紛糾。法務省が「法案提出後に議論を」と要請する文書を配布し翌日撤回に追い込まれた。金田氏に対する野党の追及は国会終盤まで続き、政権に徐々に打撃を与えた。森友学園を巡る問題も2月中旬に問題化し、首相の関与を巡り野党は追及を続けた。

 今回、与党内からは「4月以降の法案審議に入ってから修正するよりはましだ」(自民党中堅)という声も上がる。予算審議の日程はほぼ与党の想定通り進むが、野党に半ば定期的に追及の材料を与え続けており、首相や閣僚が釈明に追われる場面も目立つ。【野口武則】



【歴史戦】政府「ゴールを反対に動かした」 文在寅韓国大統領の「慰安婦問題未解決」発言に抗議 菅義偉官房長官「受け入れられぬ」

 政府は1日、韓国独立運動記念式典での文在寅大統領の慰安婦問題と竹島に関する発言に対し、外交ルートで韓国政府に強く抗議した。文氏は2月9日の韓国・平昌での安倍晋三首相との会談で、慰安婦問題に関する日韓合意について再交渉しないことなどを明言していただけに、政府高官は「言ったことと違う。ゴールを全く反対側に動かした」と憤っている。

 菅義偉官房長官は1日の記者会見で、文氏が「加害者である日本政府が『終わった』と言ってはならない」と発言したことに関し「日韓合意に反するものであり、全く受け入れられず極めて遺憾だ」と述べた。

 また、「それぞれの国の最高首脳が合意して、米国をはじめ海外においても高く評価された」と強調。韓国出身の前国連事務総長、潘基文氏からも日韓合意発表時に支持を得たことを強調した。

 文氏が竹島の領有権について言及したことには、日本政府が平和的解決を目指して昭和29年、37年、平成24年の3度にわたって韓国政府に国際司法裁判所(ICJ)への付託を提案してきたことを説明し、「韓国はわが国の提案に応じていない」と批判した。菅氏がICJ付託について詳細に説明するのは珍しく、「問題解決に応じないのはどっちなんだ」(外務省筋)との思いが強くにじんだ。

 日本側には韓国への怒りとあきれが相当募っているものの、北朝鮮情勢をめぐって韓国との連携が重要なだけに冷静な対応に努めようとしている。

 菅氏は「竹島問題は一朝一夕に解決する問題ではないが、韓国側に受け入れられないものについては受け入れられないとしっかり伝えて、大局的観点に立って冷静に粘り強く対応していきたい」と述べた。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と11ヶ月][1000年に一度の巨大津波と66年後に また起こした核災害、直後に海水で炉を冷却しておけば爆発は防げた]
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3.11東日本大震災 津波 403

by nsmrsts024 | 2018-03-02 04:50 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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