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2018年4月28日(土 ):

「安倍政権は一切取り合うな」と平壌指示——北朝鮮問題で日本孤立浮き彫り

北朝鮮との日朝首脳会談の可能性を打診した安倍政権に対し、北朝鮮当局が「一切取り合うな」との指示を出していたことが明らかになった。

平壌の反応が明らかになったのは初めてで、4月27日の南北首脳会談と米朝首脳会談など、国際的対話の枠外に置かれる安倍政権は当面、北との対話の契機をつかめないまま孤立を深めることになる。


歴史的な瞬間となった南北首脳会談。板門店で手を携えながら歩く金正恩労働党委員長(左)と文在寅大統領(右)。© Korea Summit Press Pool/Pool via Reuters 歴史的な瞬間となった南北首脳会談。板門店で手を携えな…
北朝鮮情勢に詳しい在京消息筋によると、日本政府は3月初めに米朝首脳会談の開催が決まって以降、日朝首脳会談を希望する安倍首相の意向を、さまざまなチャネルを通じ北朝鮮に伝えたという。消息筋は「意向を平壌に伝達したが、本国からは『一切とりあうな』と指示された」と明らかにした。


「謝罪と賠償が先」と最高会議議長


同消息筋によると、平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式(2月9日)に出席した安倍首相は、北朝鮮代表団の金永南・最高人民会議常任委員長との立ち話で、「平壌宣言と(拉致被害者らの再調査を約束した)日朝ストックホルム合意に立ち戻ろう」と呼び掛けたのに対し、金議長は「謝罪と賠償が先」と取り合わなかったという。


© REUTERS/Toru Hanai
韓国大統領府は2月9日、安倍首相と金議長の2人が握手しながら立ち話をしたと発表しているが、話の内容と北の反応は伝えられていなかった。金永南氏がこのほど、日本からの訪問団に対し立ち話の「秘話」を明らかにしたという。

金永南氏は「文在寅韓国大統領主催の歓迎レセプションに出席した後、文大統領に促され会場を出ようとすると、後ろから駆け寄って日本の通訳が私を呼び止めた。すると安倍首相が近寄ってきたため立ち話になった。安倍首相は『平壌宣言と日朝ストックホルム合意に立ち戻りましょう』と言うので、日本の植民地支配に対する謝罪と賠償が先だと、私は答えた」と話したという。


拉致問題最優先の見直しも


安倍首相は日米首脳会談や文大統領との電話会談で、南北首脳会談や米朝首脳会談で拉致問題を取り上げるよう要請し、いずれも快諾を得たとされる。しかし、中国を含めた一連の国際的対話のメーンテーマは、朝鮮半島の非核化とミサイル問題と平和定着問題だ。

拉致問題を最優先テーマにするのは安倍政権だけで、「拉致問題は解決済み」とする北朝鮮の公式姿勢とは深い溝がある。南北・米韓・米朝首脳会談が軌道に乗り、平和定着の一環として米朝関係正常化が議題に上れば、日朝関係正常化は否応なく迫られる。拉致問題の解決を最優先してきた従来の政策が見直しを迫られるのは必至だ。

岡田充(おかだ・たかし):共同通信客員論説委員、桜美林大非常勤講師。共同通信時代、香港、モスクワ、台北各支局長などを歴任。「21世紀中国総研」で「海峡両岸論」を連載中。



民主党はオワコン「新党ゼロ」を提案した1年生議員の危機感

5月7日に合流新党「国民民主党」が誕生する。これまで民進党と希望の党は国会での統一会派結成を目指したが、民進党の一部議員の反発で頓挫。最終的には希望の党が分党する形で、両党が一つにまとまることになった。ただ、新党には両党議員の約4割が加わらない意向を固めており、衆院での野党第1党には届かない情勢だ。

 新たな政党の誕生も、高揚感はない。むしろ、ウンザリ感が聞こえてくる。あるベテラン秘書はこう話す。

「民主党という名前がオワコン。何でまた新たな党名に入れ込むのか。新党名に関する議論のなかでは『民主党でいいじゃん』と言い出す議員までいた。政権を自民党に奪われた2012年に民主党という名前は捨てるべきだった。それなのに、『まだ言ってるの?』って感じです」

 最終的に決定した「国民民主党」のほかにも、「立憲自由党」など別の具体案もあった。なかでも異彩を放った案が「新党ゼロ」だ。オリジナルソングを挿入した約3分間のプロモーションビデオ(YouTube上でも公開)まで準備された。見ている執行部や同僚議員には耳の痛いメッセージが、次々と映像上に現れる。

「支持率ゼロ。これが僕らの現実」

「今、僕らに必要なのは自分たちをゼロと認める勇気」

「昔の名前を取り戻しさえすれば、栄光が戻ってくるわけじゃない」

「しがみつく者ほど生き残れないこの時代に、潔く負けを認めよう」

「たとえ耳を傾けられなくても、何度でも信じたことを言い続けよう」

 この「新党ゼロ」を提案したのは6人の衆院議員。関健一郎(39)、青山大人(39)、浅野哲(35)、緑川貴士(33)、森田俊和(43)、伊藤俊輔(38)と、全員が希望の党の1回生議員だ。

 関さん(比例東海)はこう話す。

「どう見られているかという視点が欠け過ぎている。国民民主党という政党名に決めてしまうのですから。これは致命的です。民進党、希望の党の支持が上がらないのは、民主党への嫌悪感がある。国民は民主党政権時代を忘れておらず、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、になっている」


関さんは世襲議員にも強い問題意識を持つ。「労せず議員になることで、見えなくなるものある」(関さん)。こちらのズレも問題だ(撮影/AERA編集部・澤田晃宏)© Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 関さんは世襲議員にも強い問題意識を持つ。「労せず議員にな…
 そしてこう続けた。

「一言でいうと、ずれている。なぜなら、戸別訪問が足りないんですよ。戸別訪問を100軒もすれば、国民民主党では共感を呼べないことはわかるはずです」

 関さんはNHK記者を経て、14年の衆院選に民主党から初出馬(愛知15区)するも落選。前回17年の衆院選まで、6万5千軒の戸別訪問をしてきたという。

「委員会の最中でもスマホをイジったり、みんなネットニュースに反応しすぎです。ただ、ネットの意見はマジョリティーじゃない。僕らが相手にしなければならないのは、サイレントマジョリティー。毎日仕事をして、ネットに書き込んでいる暇はない普通の人たち。彼らの声に耳を傾けるのが大事。小池劇場と言われた前回の衆院選の序盤も戸別訪問で話を聞くと、『省エネルックのおばちゃん』程度の認識で、大きな影響が出るとは感じなかった」

 プロモーションビデオは、PR会社を経営する知人に頼み、制作したという。新党ゼロは「キラキラ過ぎない?」という意見もあったが、イメージを刷新する必要があると考えた。

 関さんは話す。

「国民民主党に合流します。新党ゼロに共鳴してくれた仲間と、党内に政権交代準備室のようなものを結成し、若手の意見を積極的に出していきたい」

 もっとも、関さん自身が考えた党名案もあった。「新党はやぶさ」。土の匂いがすること、スピード感があることがその理由だ。ただ、同僚議員に意見を聞くまでもなく、家族の評判が悪く、却下になったという。(AERA編集部・澤田晃宏)

※AERA オンライン限定記事



城島茂、山口達也のTOKIO復帰について「ありえない」と否定
TOKIOのリーダー・城島茂(47)が28日、メインMCを務めるテレビ朝日系生放送情報番組『週刊ニュースリーダー』(毎週土曜 前6:00~8:00)に出演。強制わいせつ容疑で書類送検され、26日に都内で会見した山口達也(46)について言及し、TOKIOの復帰について「ありえない」と話した。

 黒いスーツ姿の城島は番組冒頭に登場し、山口について言及。「今回、TOKIOの山口達也が強制わいせつ罪で書類送検され、大変、ご迷惑をおかけしました。被害に合われた方、ご家族の皆様に心より深くお詫びします」と頭を下げた。そして、この件について会見が行われた前日25日の収録後に知ったことを明かし、メディアを通じてファンの方が先に知ったことを告白。「メンバー、私自身も全く山口本人から聞いていなかった。その件に関しましてはグループのリーダーとして恥ずかしい限りでございます」と痛恨の表情を浮かべた。

 また、山口は会見で「まだTOKIOに席があるなら戻りたい」と話していたことについてTOKIOのリーダーとして、長い付き合いの友人として「ありえないでしょうね」と断罪。自身を含めたTOKIOの4人に何も説明がない中で会見を行い「今まで何も言わずに謝罪会見で、その気持ちを吐露する。なんでしょうね…。本当に30年やってきたのかなって裏切りですよね。筋を通す男だと思っていたんですけどね」と憤懣やるかたない思いを口にした。映像をリアルタイムで見ていたことも明かし「この件に関しては自覚がない。何を考えているんだ、と。全てに関して、ほかのメンバーは何も聞いていなかった。この会見を通じて知ることが多かった」とあきれた。

 まだ、全員が集まって話したことはないという。ただ、25日の収録後に国分太一、山口、城島の3人で少し話したことも明かした。「会見以上に憔悴し切っていました。涙も枯れ果てたような」と山口の状態を説明。山口が国分へ謝罪している姿を見ていたというが城島は「僕は一歩引いて聞くというより、あきれてましたね。本人は『ごめん』って言ってきましたけど」と振り返る。

 「被害者の方、ご家族の方に謝罪の念があれば戻ってきたいとかは言えない」と繰り返し、最後は今かけたい言葉について「自分の犯したことに関して向き合って、どうするのか考えていただかないと。まず、声をかける以前の問題」と猛省を促した。

 山口が行った会見では、冒頭で弁護士が状況を説明。被害届を出されたことを山口が知ったのが3月末、会社が知ったのは最近だったため、会見の開催まで時間がかかったことを謝罪。山口が芸能活動を無期限で謹慎することを発表した。

 山口が会見を行った26日には城島を含めたメンバーがコメントを発表。城島は被害者、そしてその家族に謝罪の言葉を並べつつ「山口達也の犯した行為は例え示談が成立したとしても、大人として、そして離婚したと言えども二児の父親である以上、決して許されることではありません。これまで山口達也と言う人間を信頼してくださったファンの皆様、共演者の皆様、そして関係者の皆様、本当に申し訳ございません。グループをまとめるリーダーとして、男として情けない限りです。同じメンバーとして山口達也には今回のことを誠心誠意償うことを望みます」と強い口調で非難した。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から7年と1ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、
 直後に海水で炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震災  津波 459
by nsmrsts024 | 2018-04-28 07:39 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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