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2017年5 月15 日(月 ):【一帯一路】インド、会議参加を拒否、中パ経済回廊に反発

【ニューデリー=岩田智雄】インド政府は、14日に北京で開幕した現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムへの参加を拒否した。パキスタンと領有権を争うカシミール地方を通る「中パ経済回廊」が一帯一路に含まれているためで、印外務省報道官は13日、「主権と領土保全における核心的な懸念を無視した事業計画を受け入れる国は1つもない」と反発する声明を発表した。

 インドは、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加盟し、新興5カ国(BRICS)など国際協力の枠組みを通じて中国との連携を維持しており、今回の厳しい対応は異例といえそうだ。

 報道官は「支えきれない債務負担を地域に作り出す事業は行わないようにするという財務上の責任の原則に従うべきだ」とも述べ、中国がスリランカに高金利で港湾整備資金を貸し付け、債務返済で困窮させていることなどを暗に批判した。

 背景には、最近の中印の緊張関係がある。インドは原子力供給国グループ(NSG)への参加と、パキスタンに拠点を置くイスラム過激派指導者を国連制裁リストへ載せることを目指してきたが、いずれもパキスタンと蜜月関係にある中国に阻止されていた。

 一方、シャリフ首相が訪中しているパキスタンは13日、中国側と、570億ドル(約6兆5000億円)の経済回廊整備に5億ドルの事業を追加する文書に調印した。



【北ミサイル】岸田文雄外相「対話のための対話意味なし」 対北圧力維持へ韓国の対話牽制
北朝鮮が新型とみられる弾道ミサイルを発射したことを受け、政府は北朝鮮に対する国際的圧力の強化を関係各国に働きかける方針だ。特に、10日に就任した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は南北対話に前向きな姿勢を示しており、性急な融和策を押しとどめたい考えだ。

 「北朝鮮とは対話のための対話では意味がなく、今は圧力をかけていくことが必要であることを確認した」

 岸田文雄外相は14日、外務省で記者団に対し、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との電話会談の内容をこう説明した。

 文氏は就任後も南北首脳会談のため平壌(ピョンヤン)に行くことに前向きな発言を行っている。岸田氏はわざわざ「対話のための対話」を戒めることで、北朝鮮の挑発行為が続いている状況で対話は時期尚早であることを念押しした。

 日本政府内には、再三にわたる国連安全保障理事会決議や、米中などの挑発行為の自制要求にもかかわらず、北朝鮮がミサイル発射を強行し続けることにいらだちが募っている。このタイミングで文氏が対北圧力の輪から離脱することは避けたい考えだ。

 日本政府の危機感は、国民への積極的な情報提供にも表れた。菅義偉官房長官が最初に記者会見を行ったのは弾道ミサイル発射から約1時間後の午前6時半過ぎで、韓国政府の公表よりも早かった。これに先立ち、菅氏は午前5時50分に首相官邸入り。安倍首相も午前6時41分に官邸に到着し、2回にわたり記者団の取材に応じた。





北朝鮮のミサイル発射、大型核弾頭搭載実験が目的=KCNA
[ソウル 15日 ロイター] - 北朝鮮は15日、金正恩朝鮮労働党委員長による監督の下、14日に中長距離ミサイルの試験発射を実施し、成功したと発表した。ミサイル発射は「大型核弾頭」搭載能力を確認することが目的だったとした。

国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によると、金委員長は米国に対し、本土が北朝鮮の「攻撃の射程内」にあることを忘れてはならないと警告した。

KCNAによれば、周辺国の安全保障に影響しないよう、発射は最も高い角度で行われ、飛行距離は787キロメートル、高度は2111.5キロメートルに達した。

KCNAによると「大型核弾頭の搭載が可能な新たに開発された弾道ロケットの戦術および技術的な仕様を検証するための試験発射だ」と報じた。


北朝鮮のミサイル発射、大型核弾頭搭載実験が目的=KCNA© REUTERS 北朝鮮のミサイル発射、大型核弾頭搭載実験が目的=KCNA
北朝鮮は、大型核弾頭の搭載が可能で米国本土に到達できる大陸間弾道ミサイルを開発しているとみられている。

米太平洋軍は、発射されたミサイルは「大陸間弾道ミサイルと一致していない」と指摘した。

*内容を追加しました。





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       3.11東日本大震災   津波 411
by nsmrsts024 | 2017-05-15 06:32 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024