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8月21日(火曜日)・・・リストラされる療養病床高齢者患者

[療養病床受け皿困難 ・22万床削減計画、高齢者にしわ寄せ]   朝日
○高齢者の医療が大きな変革期を迎えている。柱の一つが、長期入院を受け入れてきた療養病床の削減だ。
厚生労働省は本来入院の必要がない「社会的入院」が多いとして、11年度末までに現在37万ある病床を約22万床減らして4割ほどにする。退院できる人には自宅や介護施設に移ってもらう計画だ。行き場のない人は出ないのか。受け皿整備など課題は多い。

   ・・・・(むらさん)・・・・・東京のある区、75歳以上の一人暮らしの高齢者が15000人、お元気な御年寄りは良いが中には介護を要するお年よりも多い、区で発行する情報紙を月に2回それらの家庭に届けご老人の安否を確認する目的で配布されている。

国が進める医療制度の改革、あまりにも膨大に膨れ上がった医療費で国家の財政がますます苦しくなり、お年寄りの入院制度にも厳しいしわ寄せが押し寄せてきている。

「社会的入院」、家に居るより病院に入っていた方が本人も家族も安心、いざとなればそこは病院、看護士さんも先生もおられる。経済的な負担は大きいが、大きな安心が得られる。

医療制度の変更により、病状のかるい「医療区分1」の患者さんからは得られる診療報酬が激減した病院は採算が合わないために退院することを勧める、いい制度だと思われ支持されていた医療行動がダメになることは両者共に辛いことである。

年老いても経済的にゆとりのある人は医療社会、介護社会からそうそう見放されることはないが、国からの面倒にも見放されるようなご老人が病んで居場所に困っているような事態は酷である。

医師や家族に見守られて静かに逝った、で人生が閉じられる医療が、国、病院、家族ででき
る国家的医療体制が望まれる、でないと、中年者は老年になれない。
by nsmrsts024 | 2007-08-21 22:24 | 朝日新聞・綜合、政治

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