2006年 07月 05日 ( 1 )

7月5日(水曜日)・・・ドイツホームレス支援団体

4強のドイツ酔ってばかりも・・・

○自国開催のサッカーW杯で準決勝に臨んだドイツ。首都ベルリンでは、4度目の優勝を願う国民であふれかえった。代表選手のユニホームを着たり、ビール片手に黒赤金の国旗を振りかざしたり・・・・。だが、そんなお祭り騒ぎの輪に入れない人たちもいる。

ベアナ・フランケさん(64)は1ヶ月前、ケルン近郊からベルリンに移った。42年間連れ添った妻と離婚。今は、旧東ベルリンにある、ホームレス支援団体の簡易宿泊所に身を寄せる。
「W杯の注目カードはここのテレビで見ている。それが一番落ち着く」フランケさんは話した。先日、街中で少年にののしられた。道行く人には「仕事しなさいよ」と声をかけられる。仕事はしている。支援団体発行の新聞を売って歩く。値段は1.2ユーロ(約180円)

独政府が6月下旬に発表した国内の失業者数は約440万人。失業率は約11%だが、旧東独地域に限ると約17%にはね上がる。

自国の勝利に酔う人たちの中で、フランケさんは「私には他の人たちのような大きな喜びはない。そんな街の雰囲気に流されたくもない」という。支援団体の新聞を売り歩く、もう一人のホームレスの男性は根っからのサッカーファン。だが、W杯は街中のカフェにあるテレビを遠巻きに眺めるだけだ。

独政府は今回のW杯関連で約5万人の雇用が創出されたとしている。だが、ホームレス支援団体代表ノシュテファン・シュナイダーさん(41)は「国内の失業者のたった1.1%に過ぎない」と肩をすくめた。
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by nsmrsts024 | 2006-07-05 08:45 | 朝日新聞・國際

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


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